2022年度活動報告

本年度の活動内容

・本園では,３歳児，４歳児，５歳児が「地球環境」と「ひと環境」の２つのプロジェクトに取り組んだ。

【ひと環境プロジェクト】

〇異年齢交流

・登園後の自由あそびの時間を異年齢交流の柱とし，時間の設定など柔軟に対応しながら，室内や戸外で互いに遊びの様子を目にしたり，一緒に遊んだりできる機会を設けた。

・日頃の保育活動の中でも他学年の活動や様子に目を向けることができるよう，担任間で連携し，場所・時間・内容などに配慮しながら活動を進めた。

・新型コロナウイルス感染症対策として，世情に合わせ交流方法を工夫し，活動内容を検討，変更しながら行った。

〇地域交流

・サッカー教室（年長児のみ年３回）

・新型コロナウイルス感染症対策として，小・中学校と福祉施設との交流は今年度も見合わせた。

〇食育

・年長児は，畑での栽培活動を行った。（ジャガイモ・サツマイモ・夏野菜・カボチャ・トウモロコシ・落花生など）

・栽培物を使った調理体験の場を年齢に応じて設定し，栽培・調理したものを一緒に食べる機会を設けた。

・食具の使い方，手洗い実験，トレーの使い方を知り，実際に行う機会を設けた。

・各家庭に、おやつや行事食，おすすめ料理など，任意での親子クッキングのレポート提出を依頼。提出されたものを掲示するなど，食を楽しむ気持ちや関心を持たせた。

〇金銭教育

・誕生会のおやつを、数種類の中から決まった数を自分で選んだり，模擬のお金で買ったり，遠足のおやつを実際にお金を持って商店に買いに行く（５歳児のみ）など，「自己決定」や「お金と物の交換」，「欲し物全てを購入できない」という貨幣の基本的な機能を知り，体験できる機会を設けた。

【地球環境プロジェクト】

〇ごみの分別

・リサイクルセンターの見学は今年度も見送り，園内でエコマークやごみの分別の仕方について知る・確認する機会を設けた。

・空き箱などを利用し，玩具などを自由に作れる場を設けた。

〇空き缶回収

・新型コロナウイルス感染症予防の観点から，今年度も見送った。

来年度の活動計画

・引き続き，３歳児，４歳児，５歳児が「ひと環境」と「地球環境」の２つのプロジェクトに取り組む。

・金銭教育指定校の経験を，今後とも生かす活動を続けていきたい。

・新型コロナウイルス感染症による社会状況に臨機応変に対応し，関係機関及び職員間で話し合いながら活動を進めていく。