2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 文化多様性, 国際理解, 健康, 食育

本校では,「将来の生き方,在り方を求めて」をテーマに,学校行事などの集団活動をとおして,課題解決能力の育成を目指すとともに,ESDの持続可能な社会や人とのかかわりを通じて自分の役割や責任を理解し,志をもって生きる力を生徒に育むことを目標として,校外学習や職場訪問などの地域学習や進路学習を行った。具体的には,「総合的な学習の時間」の学習内容の中心にESD学習と課題解決学習,キャリア学習を設定し,3年間を通して生徒自身が将来設計を立てられることを目指している。

本年度は,1年生は,「みやぎ探訪」として,生徒自らがSDGsに関連した課題を設定し,探究活動に取り組んだ。2年生は,キャリア体験宿泊行事を福島のハワイアンズで行い,礼儀や仕事の大切さを学んだ。3年生は,北海道函館地域への修学旅行を行い,生徒自身で設定したテーマのもとに自主研修に臨み,その学習内容の発表会をした。

「総合的な学習の時間」以外の取組としては,生徒会活動の専門委員会でSDGsの目標に関連させた活動を考案し,実践数という「SDGsユニークプラン」という活動を実施した。さらに,生徒会執行部の生徒は,中国の蘇州日本人学校が主催するオンラインSDGs発表会に参加し,他国での取組を学んだり,本校での実践の発表をしたりすることで,SDGsへの理解を深めることができだ。他には,日本キリバス協会代表理事のケンタロ・オノ氏にご来校いただき,生徒はキリバスの現状などについて知る中で,自分たちが取り組めることを考える機会も設けることができた。

来年度の活動計画

4月 専門委員会SDGsユニークプラン計画

5月 3年生修学旅行,生徒総会にてユニークプラン発表

6月 図書委員会ユニークプラン(SDGsに関する書籍紹介),放送委員会ユニークプラン(SDGsに関する知識クイズ)

7月 2年生キャリア体験宿泊行事

8月 地域清掃

10月 「認知症学びの学習」による相互理解寛容の精神の育成

11月 1年生みやぎ探訪,職業人の話を聞く会

12月 生徒総会での各委員会実践発表会,世界各国の日本人学校とのオンライン発表会

2月 異文化理解,環境保全に対する学習

3月 地域の方からの将来設計の講話,防災に関する講演会