2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉

当校は、目指す生徒像として「命や人を大切にし、活力にあふれ、富雄を誇れる子ども」を育てることを課題とし、ESDの実践を通してコミュニケーション力とリーダーの育成を目標としている。

具体的には、国際理解、平和・人権、伝統文化を柱に、①多文化理解に関わる学習、②地域ボランティアに関わる活動、③地域の伝統芸能に関わる学習を行う。

①多文化理解に関わる学習

1年生では、青年海外協力隊としてセネガル・フィジー・ブラジルに行った方を招き、その国のことを学ぶ機会を持つ。社会の授業でも自分で興味のある国を選び調べ学習を通して、様々な国の地理や歴史・課題を学ぶ。2年生では英語の授業で、自分で選んだ国についての紹介を行った。

②地域ボランティアに関わる活動

例年「花咲きロード」と呼ぶ学校前の歩道と、校内中庭周辺を四季折々の花で彩るボランティア活動を、地域の方たちと年2回行っている。また地域の祭りや防災宿泊体験等にも取り組んでいる。しかし今年度はコロナの関係で実施できなかった。しかし、ボランティア部を中心に地域ボランティアの方々をパイプ役として地域に役立つ活動を行っている。

③地域の伝統芸能に関わる学習

1年生で、地域の伝統芸能として盆踊りを教えていただく。地域に伝わる三碓音頭は一般の盆踊りは見られないもので、地域を挙げて引き継いでいこうとしている。これらも今年度は実施できなかった。

来年度の活動計画

当校は、目指す生徒像として「命や人を大切にし、活力にあふれ、富雄を誇れる子ども」を育てることを課題として、ESDを生徒を育てる機会と捉え、ESDの実践を通してコミュニケーション力とリーダーの育成を目標としている。

具体的には、国際理解、平和・人権、伝統文化を柱に、①多文化理解に関わる学習、②地域ボランティアに関わる活動、③地域の伝統芸能に関わる学習を行う。

①多文化理解に関わる学習

1年生では3~4か国出身の方を講師として招き、生活や風習、文化などその国の言葉を知る機会を持つ予定である。社会科の授業でも様々な国の地理や歴史、今ある課題などのことを学ぶが、3年生では、在日韓国・朝鮮の方を講師に招き具体的に学ぶ。

②地域ボランティアに関わる活動

「花咲きロード」と呼ぶ学校前の歩道と、校内中庭周辺を四季折々の花で彩るボランティア活動を、地域の方たちと年夏と冬の2回実施する。また地域ボランティアの方々との意見交換会、校区の小学校のボランティアグループとの活動、防災宿泊体験等防災行事に協力・参加する予定である。

③地域の伝統芸能に関わる学習

例年1年生で、地域の伝統芸能として盆踊りを教えていただく。地域に伝わる三碓音頭は一般の盆踊りは見られないもので、地域を挙げて引き継いでいこうとしている。生徒は授業で学ぶことで、地域の夏祭りに参加しやすくなり、楽しく盆踊りに参加できる。