2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

エネルギー, 国際理解, 平和

本校は、「克己・高志・敬愛・協働、自ら学びに向かおうとする姿勢を養うこと」を教育目標とし、「エネルギー学習、国際理解、地域貢献」を活動テーマとして、実践を通じて生徒が主体的に共に挑戦し続ける活動づくりを目指しました。

① エネルギー学習

2年生「物理基礎」と3年生選択「物理」の授業内で、2030年に向けたエネルギーミックス問題についての探究活動を行いました。単元「エネルギー」内の学習にとどまらず、GW・夏季休業中・冬季休業中の課題を通して、再生可能エネルギーと原子力発電について様々な視点から生徒個々で主体的に情報を収集し、考察、まとめへと導きました。体験活動では、日本科学技術振興財団、日本原子力文化財団、JAXA宇宙科学研究所からのご協力をいただき、本探究活動を通じてSDGs7番目への貢献と理解につながり、生徒個々の学びから得られた気づきから進路へと結びつきました。

② 海外学校間交流

ロシアVolgograd#9校との海外学校間交流を行いました。お互いの生徒主体で作成したビデオによる自己紹介を行い、本校のほとんどの生徒が交流先の文化遺産について触れ学ぶ機会を持つことができました。学校間交流を通じて、国際理解と平和についての学びへとつなげることができました(SDGs16, 17)。

③ 総合的な探究の時間「人間と社会」での取り組み

1年生総合的な探究の時間「人間と社会」の授業内で、2学期に「学校生活における国際理解」とテーマを決め体験活動を含めた探究活動を行いました。上記の交流先の国の文化や慣習について学び理解し後、さらに「学校生活」について探究した。生徒自身の学校生活から得た疑問から、相手校やその学校の生徒への学校生活についての疑問へと結びつけ玉川大学の大学生との交流からアドバイスをいただき、その疑問を質問カードとして相手校へと送付できました。本活動は、国際理解や協働学習へとつながりました(SDGs4)。

④ 地域貢献

文化祭での町田市社会福祉協議会と連携したフードドライブと、部活動を中心とした生徒による地域清掃として11月の落葉掃きを行いました(SDGs11)。

来年度の活動計画

・2030年エネルギー政策への理解を含めた探究活動

・総合的な探究の時間「人間と社会」での取り組み

・新たな教科内でのESD教育の理念を導入した取り組み

・ユネスコクラブでの活動

・海外学校間交流(オンライン交流の予定)