2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 持続可能な生産と消費

①伝統文化を受け継ぐ活動

本校には雅楽クラブと和太鼓クラブがあり、講師を招聘し伝統文化の継承活動を行っている。本年度も昨年度に続き、コロナウイルス感染症の影響で、活動の制限を余儀なくされ、地域の高齢者福祉施設との交流や入学式・卒業式などの各種行事で披露する場を設けることができなかった。そこで、演奏を録画し保護者に動画配信を行った。

②持続可能な生産を目指す活動

本学区は、岡崎市北東部に位置する山間地域である。稲作を中心とする農業が唯一の産業である。このような地域であるが、学区には「常磐南自然薯栽培組合」が存在する。これは特色のない地域に特産品を作ろうと、地域の方々が努力をされて作ったものである。この地域に暮らす子どもたちが、地域の特産品である自然薯栽培を持続可能な産業として確立していくための学びをすることは大変価値があり、本校の活動の柱に位置づけて取り組んでいる。

今年度も6年生を中心に、地域の方を講師として招聘し自然薯栽培を行い、種芋の植付から収穫まで約半年かけて取り組んだ。収穫した自然薯は、5年生が中心となって取り組んだ米作りで収穫したお米とともに「とろろご飯」として全校児童に振る舞うことができた。また、5・6年生が取り組んできた米作りや自然薯栽培の活動の様子をテレビ放送で流し、低・中学年の児童が興味関心をもてるようにした。

来年度の活動計画

今年度も活動を軸に、来年度の担当者が練り上げていく予定。