2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 世界遺産・地域の文化財等, 福祉

本校は、校訓「誠心」(素直な心で何事にも精一杯取り組む)を基盤にして、広く社会福祉活動への興味関心を高め、奉仕的な体験をはじめとする活動に主体的に関わり、本校のめざす豊かな心の育成を進めている。ESDの視点から構築した教育課程において、様々な人とコミュニケーションをとって授業を形成し、地域の一員として積極的に未来のために行動できる常磐中生の育成を図る。その中で、学区や世界へとつながる活動を行い、把握した問題を解決する学習活動を展開すれば、世界とつながる喜びを感じ、よりよい未来の担い手として行動する生徒が育つであろうと実践している。

具体的には、総合的な学習の時間を中心に、①滝山寺鬼祭り・土鈴制作販売ボランティア活動、②通学団美化活動、③ふれあい教室・地域長寿者交流など地域と関わる活動を実施している。

①滝山寺清掃・鬼祭り土鈴販売ボランティア活動

 1月・2月に学校に隣接する、岡崎市指定文化財の滝山寺の清掃活動を行っている。古くから続く節分会や鬼祭り当日には、生徒が制作した土鈴等を販売し、その収益を寄付した。

②通学団美化活動

 10月に通学団ごとに地域の美化活動を行っている。学区の自然に目を向けることや環境保護・勤労意欲の向上など成果を上げている。

③地域長寿者交流

 8月のふれあい教室で絵手紙を作成し、9月に学区内のお年寄りに絵手紙をプレゼントした。高齢者の方について考えるよい機会となった。

来年度の活動計画

来年度も校内の行事を通して、広く社会福祉活動への興味関心を高め、奉仕的な体験をはじめとする活動に主体的に関わり、本校のめざす豊かな心の育成を進める。

・通学団美化・滝山寺清掃・こいのぼりボランティア・土鈴販売ボランティアなどのボランティア活動を通した郷土を愛する心の育成

・各教科・領域と関連付けた国際理解教育、人権教育、環境教育の学習を通して、自ら課題を見つけ解決しようとする生徒の育成

・ユネスコスクールとの交流を活動計画に入れて、コミュニケーション力を身に付け、自信をもって発信しようとし、海外に向けて英語で話せる生徒の育成