2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, ジェンダー平等, 持続可能な生産と消費

本校は、本年度よりコミュニティスクールとなった。地域と学校の共通の教育目標を「玉川人としての誇りと愛着を育てる」とし、ESDを故郷である玉川地区を持続可能なまちにしていくために自らのあり方を考えていく教育と捉えている。そして、そのESDをグランドデザインで示す「「玉川スタディ」の軸の一つと位置付け、計画的な育成をねらっている。
具体的な学習・活動としては、「地域を知り貢献するための玉川学習」「地域の産業であるお茶について詳しくなるお茶生産活動」「地域の人たちを元気にする玉川太鼓演奏活動」の三点が主となっている。特に、地域を知るための探究活動である玉川学習では、自らの研究テーマがSDGsのどの目標につながるかについても意識させており、研究成果発表会の場でも、SDGsとの関連を発表させている。
(1)地域を知り貢献するための玉川学習
  中学校の3年間を系統的に学習するように計画を立てた。1・2年は「玉川を発信しよう」(総合、)3年は「玉川に 貢献しよう」(総合)である。
  生徒それぞれが、SDGsの項目に結びつけながら学びを深めていった。そして11月の学習発表会で、パワーポイント を用いて地域や保護者の前で堂々と発表することが できた。
(2)地域の産業であるお茶について詳しくなるお茶生産活動
  本年度も、「お茶摘み」や「茶園施肥」を行った。生徒は、今までの経験が生きて、手際よく作業に取り組むことがで きた。また、地域の茶農家(本校OB)を招いて、お茶について詳しく教えていただく講座も昨年度に引き続き開いた。
(3)地域の人たちを元気にする玉川太鼓演奏活動
  規模は縮小されたが、朝の自主練習や音楽の時間など、事前の練習を充実させることができた。その成果を、秋の運動 会と学習発表会で披露して、地域や保護者に聴いていただいた。人数が少ない状況でも、雄大な演奏ができ大盛況であっ た。

来年度の活動計画

次年度の活動計画
 2023年度も、コロナ禍や生徒数の減少に伴う活動内容についての変更を考えながら、ESDを核とした活動に取り組んでいく。しかし、基本的な方向性については変更しない。
(1)「地域を知り貢献するための玉川学習」
 昨年度に作成した計画に沿って、地域を持続可能なまちにしていくための探究活動を行う。その際、SDGsのどの目標に  つながるかについて意識させる。
(2)「地域の産業であるお茶について詳しくなるお茶生産活動」
  生徒数の減少により規模を縮小せざるをえない。そこで、地域の健全育成会にも協力を依頼して持続可能な取組を考えな がら進めていく。。
(3)「地域の人たちを元気にする玉川太鼓演奏活動」