2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 国際理解, 持続可能な生産と消費, 食育, 貧困

<取組PART1>

アートマイル国際協働学習プロジェクト

昨年度に引き続き、2年生の学年が、今年度はインドネシアの中学生と協働で壁画に挑戦しました。取組の事前学習として、インドネシアについて文化・教育等について学習した後、zoomを使いお互いの意見出し合い、共通のテーマを決め、そのイメージを絵にして、壁画の半分を描きました。この後、インドネシアで残りの半分が描かれ完成したものが再び日本に戻ってきます。

 

 

<取組PART2>

どの学年も3クラスずつの構成となっている本校の利点を活かし、今年は3年生から1年生までの縦割り集団で、身近なSDGsの取組として何ができるか、生徒自らが知恵を出し合い、実践した。その導き出した活動とは・・・・。

1組集団⇒大根を栽培し、その1部を地域の子ども食堂に寄付する。また1部は地域で販売し、その収益をユニセフに募金する活動。なお、栽培、収穫の方法は地域人材を活用し、専門家から指導を仰いだ。

2組集団⇒古着や端切れ(使えなくなった布等)を地域や家庭より集め、それを加工しコースターを作成。コースターは、古着や端切れを提供してくれた方々へ還元する活動。

3組集団⇒フェアトレードを地域に広め、フェアトレ-ド関連の商品を進んで購入してもらえるようなポップを作成し、それを地域の商店に掲示してもらう活動。

 

来年度の活動計画

今年度の活動をもとに、以下の活動を行う。

1.学校農園を活用した野菜栽培(SDGs関連ナンバー:1、2、10、17)

次年度は、種まき、栽培(間引き・水やり等の世話)、収穫を学年ごとに分担し行う。それぞれの段階における技術、方法は、コミュニティースクールの特徴を生かし、地域の人材より教えを受ける。最終的に育てた野菜は、地域の子ども食堂へと寄付したり、地域で販売し、その利益をユニセフに募金する活動を行う。

 

 

2.ゴーヤのカーテン(SDGs関連ナンバー:7.11.17)

今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で取り組めなかったが、秋から冬にかけての地域清掃で集めた枯れ葉を堆肥にしたものを活用し、ゴーヤ栽培とグリーンカーテン作りに取り組む。カーテンは夏の日差しを遮り、冷房の温度設定を高く保つのに役立てる。また、余った苗は、5月末の体育祭で観覧に来た保護者、地域の方に無料配布する。

 

 

 

3.障害者理解<共生社会の実現を目指して>(SDGs関連ナンバー:3、10、11)

近隣の都立特別支援学校とのボッチャ交流やマラソン大会等の交流を通して、障害を持つ者ともたない者が、自然な形でともに肩を寄せ合い生活できる共生社会を目指していく。