2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 文化多様性, 世界遺産・地域の文化財等, 福祉

本校は、「生徒一人一人が輝く花いっぱい・笑顔いっぱい・歌声いっぱいの学校づくり~ユネスコスクールとして持続発展教育(ESD)を推進する~」を学校理念としている。

具体的には、夢づくり、学力づくり、人づくりを柱に、①地域交流に係わる活動、②芸術に係わる教育、③環境に係わる学習、④ユニバーサルデザインに係わる学習を行った。

○夢づくりでは

・夢と希望をはぐくむキャリア教育を推進し、自分の可能性を信じ目標に向かって努力できる自立する生徒を育てる。
・感動体験や社会体験・ボランティア活動をとおして、勤労意欲や社会貢献の精神を養う。
・国際理解教育を充実させ、さまざまな文化や生き方を学んで視野を広げ、共に生きる平和な社会を築く意欲を高める。

○学力づくりでは

・授業時間を確保し、個に応じた指導や楽しく学びがいのある授業づくりに努め学力を向上させる。
・生徒一人一人のニーズに合わせた学びができる特別支援教育の充実を図る。
・体験的な活動や課題解決学習を重視し、主体的に学習する態度を養う。
・総合的な学習(国際理解・環境教育)など横断的学習をとおして、知の総合化を図り確かな学力を身につけさせる。
・各教科・領域で、持続発展教育(ESD)に関わる学習課題を見いだし、深める。
・基本的な学習習慣や生活習慣を身につけ、家庭学習を充実させる。

○人づくりでは

・人権教育・道徳教育を充実し、自他を愛する心や感動する心など豊かな人間性を育てる。
・基本的な生活習慣や食生活を見直し、家庭・地域と連携して食育の充実に努める。
・体育・部活動等をとおして、スポーツを愛する心やたくましい体づくりを進める。
・健康教育や安全教育を充実させ、心身の健康や安全・事故防止に対する意識を高める。

ことを目指している。

① 地域に係わる活動

郷土史家から建部町の地史を聞いて調べ発表したり,展示したりする。

② 芸術に係わる教育

建部はっぽね太鼓を活用し、グループで演奏を行った。

③ 環境に係わる学習

めだかの学校にご協力いただき、定期的に田地子川の水質調査、生き物調べを行う。建部町の自然について理解し、自分たちにできることを考える。また自然や環境について調べ学習を行う。

④ ユニバーサルデザインに係わる学習

中学校内のバリアフリーについて考え、調査をした。また、ボッチャを活用し、小学校と交流した。

来年度の活動計画

人・もの・こと・社会・自然などと自分とのつながり・かかわりに関心をもち,それら大切にしながら,課題解決を協同して行い,主体的,創造的に探求する態度を養う。また、身のまわりの問題や,より深めたい内容について課題を見つけ,横断的・総合的な学習や探求的な学習を通して広く情報を集め,調べる方法や考え方,まとめ方など適切に課題を追求できる力を育てる。加えて、自ら学び,将来の夢や職業を思い描き,自分にふさわしい進路設計を立て,夢や希望の実現に向けて目標達成に努めようとする態度を養う。

これらを実現するために、異学年集団設定による,学び合いや体験活動の工夫(協同的な学習活動の充実)をしたり、国際・地域交流,福祉(国際理解・協力),情報発信,音楽表現(箏・三味線),美術,環境等のコースを設け,教科との関連的な指導を実施したりする必要がある。外部人材を活用し、地域への啓発や情報発信のために発表会を公開することで生徒の学びを還元する機会にしたい。

また、ボッチャを活用し、様々な団体と交流し、ボッチャを広める活動を行いたい。