2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 世界遺産・地域の文化財等, 持続可能な生産と消費, 食育

本校は、『自ら学び高みゆく』を学校目標とし、高山村や近隣の地域の「もの・ひと・こと」に関わる学習を通して、問いをもち、自己あるいは協働して問題を見いだし解決をするなかで、高山村の持続可能な未来や、自己の生き方を考えることができる資質・能力の育成を目指している。「ふるさと高山村とわたし」を活動テーマに、今年度は以下のような活動を行った。
〇ふるさと高山を知り、よさを実感する活動
・観光資源として、特産のりんごの新たな利用価値を考えるりんごの食べ比べゼリー・りんご石けんづくり等
・高山の壮大な自然を切りとり味わう「苔玉」づくりと、「苔玉」の可能性
・地域の食文化の継承と、地域食材の新たな可能性を考える「ひんのべ」「地産地消ピザ」「そば打ち」「乾燥食材」
・「小串鉱山」の跡地や携わった方から話しを聞く中で考える、昔と今をつなぐ文化遺産
〇安全で住みやすい高山村を考える
・災害に備え、自分たちが地域のためにできることを考える「救急救命」「発電機づくり」「サバイバル飯」
・地形や地盤から考えるハザードマップづくり
〇高山村とわたしの未来を考える
・高山村の「もの・ひと・こと」との関わりから考える、人と人とのつながりを大事にする地域づくり
・私たちが考える「豊かさ」と、私たちがめざす高山村の未来

来年度の活動計画

〇高山村の「もの・ひと・こと」から、高山村のよさを学ぶ活動
・高山村の魅力、特徴、よさに気付き、自らがそのよさを発信するためにできることを考える
・地域に根ざし地域のために働く方の姿から、高山村の魅力と、働くことのよさを学ぶ
〇被災地から学ぶ、自然がもたらす災害の現実と恐ろしさ、安全で住みやすいまちづくりのために復興に携わってきた人々の生き方や思い
・被災地での学びを活かして考える、安全で住みやすい高山村にするために、自分たちがすべきこと
〇よりよい高山村の未来について考え、発信する活動