2021年度活動報告

本年度の活動内容

１　郷土学習の推進
豊かな自然のあふれる郷土を知り、その自然を生かした様々な体験をし、誇りとする学びを推進するために体験的な学習を行った。自然体験を通して地域の自然の良さとその自然を守る方法について知ることができた。
また旧街道の探索・石仏巡りなど地域の自然や歴史を学び、地域資源の活用として、高地トレーニングセンターの利用等、各種体験を通して学ぶことができた。
また、地域の課題を自分のものと受け止め、主体的に地域に関わっていこうとする気持ちを育てるために、ＳＤＧｓについて学び、持続可能な地域社会を目指し、地域創生等に直接関わり、実践している方を講師に招き、自分たちにできることは何かを考えた。

２　学校の伝統を引き継ぎ、地域との交流活動を行う
地域や学校の伝統である「清流太鼓」について、地域指導者の指導を仰ぎ、自分たちで練習を重ねるなどして技を磨き、後輩に受け継ぐ活動を行った。また、生徒会の活動の柱の一つである合唱の練習の成果を小学校で披露し、交流を図った。今年度もコロナ禍で様々な活動が制限され、地域の文化祭などでの披露や交流はできなかったが、ＰＴＡなど、保護者に向けての披露はできた。

３　平和学習
当初予定していた３年生の広島への修学旅行が行き先変更になったため、社会や総合的な学習の時間に平和学習を行い、戦争はなぜ起こるのか、平和とは何かを追求するために、調べ学習を行ったり、沖縄の方の講話をオンラインで行い、現状を話し合ったりした。

来年度の活動計画

１．地域の自然保護、自然理解に係わる活動
自然講話、自然体験学習、外来性植物であるオオハンゴンソウの駆除、地域にある龍厳山登山、日の観ヶ岳登山、飛騨川清流体験、ツリークライミングを行うい、ふるさとの良さと課題を見直す。

２．地域貢献に係わる学習
上記の自然体験学習や郷土学習の様子を撮影した写真を使って、手作りカレンダーを作成し、地域でお世話になった方や郷土学習などの外部講師、地元の事業所等に配布する。

３．平和に係わる学習
戦時中の地域の様子など地域の方の戦争体験や現代の沖縄の方の戦争やアメリカ軍基地に対する現地の人の話を聞くなどして、戦争や平和に対する考えを深める。