2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, 国際理解

本校は,「国際理解と環境」をテーマとして生徒会を中心に活動している。
具体的には,①地元のフェアトレードに係わる学習 ②節電節水に係わる活動に取り組んだ。
① 地元のフェアトレードに係わる活動
9月に本校で開催された文化祭の生徒会展では,フェアトレードについて解説した展示とフェアトレードに取り組んでいる団体及びその団体が扱っている商品を紹介するとともにフェアトレードにより関心をもってもらうためにチョコレートの原料であるカカオの生産者の現状をビデオ,クイズを交えながら紹介した。また,9月21日に開催された「かがわエシカル消費シンポジウム」のパネルディスカッションでは,生徒会長らが過去4年間の活動を発表した。11月,1月のLHRでは,国際理解と国際交流の項目に該当するものとして,1年生と2年生各クラスでコーヒー豆生産者の生活を体験するワークショップを各クラス生徒会役員の司会進行のもと実施し,フェアトレードへの理解を深めた。また,フェアトレードに関わる地元の団体のボランティアに参加する生徒もいた。
② 節電節水に係わる活動
一年を通して,節電・節水に取り組んでいる。特に9月から11月にかけて,香川県地球温暖化防止活動推進センター主催の「令和元年度CO₂CO₂(コツコツ)削減コンテストin香川」に参加し,電力消費量,水道水使用量を前年の同月より減らすように努めている。具体的には、毎月,生徒の環境委員会を開き,その後電力消費量,水道水使用量を過去2年間の同月のものと比較した棒グラフのプリントを環境委員が各教室に掲示して,節電・節水へ積極的に努めてもらうよう呼びかけている。

来年度の活動計画

フェアトレードに関しては,生徒会活動を通じて,全生徒,保護者,地元の方々に理解を深めてもらう。具体的には文化祭での生徒会展やLHRを通して実施する。
節電節水運動については,「令和2年度CO₂CO₂(コツコツ)削減コンテストin香川」に参加し,省エネルギーに対する意識及び実践力を高める。
上記の取組を中心に「持続可能な開発目標(SDGs)」について本校内での認知度を高めるための活動を生徒会が主体となって取り組んでいく。