2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, 平和, 福祉, 健康

①いのちを育む授業

いのちを育む授業は,生命・性の尊さ・大切さを学ぶ・いのちを育む大切さを学ぶ・いのちを育む基礎となる家族や家庭のあり方を学ぶ・性に対する正しい知識を学び適切な意思決定や行動選択の育成を図ることを目的とし,総合的な学習の時間の中で,3年生160人を対象に取り組んだ。授業は3回で構成されており,1回目は,地域の愛育委員と養護教諭が講師となり,乳児との接し方について赤ちゃん人形を使って学習,2回目は実際に子育て中の教員の話,そして3回目は助産師を講師として,いのちの大切さについて学ぶ講演会を行う。

 

②地域調べ

毎年9月末から,1年生を対象に行っている活動である。総合的な学習の時間を利用して,地域の遺跡や,古跡,歴史的建造物や宗教施設,それに関係する人物の業績や歴史,それにまつわる職業,いわれ,伝説など,地域に関係する情報を調べ,まとめ発表する活動である。特に,その遺跡(施設)が地域の人にとってどんな存在なのか,維持管理をどうしているかについても着目し,地域の持つ精神的土壌や伝統、習慣、誇りについてもアプローチを試みている。
今年度は,学区内の寺社や古墳などを巡り,そこで地域の方から話を聞いた。自分たちの生まれ育った岡山について知ることができた。それを学校に帰ってグループごとにまとめ,発表会を行った。

 

③ボランティア活動

本年度もコロナ禍のため、中止になった活動が多くある。実施できたのは、小学生の環境学習である「水辺の学習」のお手伝いや、防犯を目的として地域の方々と一緒に行った「自転車の鍵をかけよう」というちらし配りなどが挙げられる。

 

来年度の活動計画

ESDの活動を通じて,以下の力を身に付けさせたい。

【スキル】「多面的・総合的に考える力」「コミュニケーションを行う力」

【態度】「他者と協力する態度」「つながりを尊重する態度」「進んで参加する態度」

「1年生」地域について知る・郷土に誇りをもつ(地域調べ)/平和・人権について考える(広島研修に向けて)

「2年生」平和・人権について考える(広島研修)/持続可能な都市・共生社会について考える(職場体験学習)/平和・人権について考える(沖縄修学旅行に向けて)

「3年生」平和・人権について考える(沖縄修学旅行)/ 生命・性の尊さ・大切さを学ぶ・いのちを育む大切さを学ぶ(いのちを育む授業)/進路の選択・決定に向けて自分の将来について考える

「全学年」異文化・多文化理解/ボランティア活動/高松歴史教室(高松学区の史跡や文化遺産に詳しい講師を招き,専門的な話を聞いたり,体験的な活動(フィールドワークなど)をしたりする)/地域の諸団体と連携した取組(公民館まつり・用水の藻引き・まほろば祭り・古墳まつり・地域の運動会・クリーン作戦・食と環境フェア・清水宗治祭・防災キャンプ・JR桃太郎線3駅清掃・高松地区健康マラソンなど)