2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 減災・防災, 人権, ジェンダー平等

① 生物多様性に関わる活動

第1学年の生徒を対象に「国際生物多様性の日」である5月22日に「グリーンウェーブ活動」の一環として,学校近接の総合体育館花壇に花植えを行っている。今年度は,5月22日が土曜日だったため,5月21日(金)に学校や近接の総合体育花壇に花の植え付けを行った。また,花を植える前に花壇の除草や肥料を入れる活動,花が咲き終わった後の花壇整備などの活動も行った。一連の活動を通して,環境美化の大切さと環境を守るためにどのように行動すればいいかを考える機会となった。

② 人権,ジェンダー平等に関わる学習

2021年9月に,第3学年の生徒を対象に,「男女共同参画社会」に関する講演会を開催した。特に「デートDV」に関する内容を取り扱い,男女が互いに異性を尊重して生活することや男女共同参画社会の有り方について考える機会として実施した。

③ 防災・減災に関わる取組

2021年度より毎月11日を「防災の日」をし,月に一度防災の在り方を考えたり,実践したりする「防災タイム」を行った。また,第3学年では,2021年5月に旧大川小学校矢南三陸町を訪問し,語り部の話しを聞いたり,金歳以降の見学をしたりした。2学年では8月に松島自然の家を訪問し,防災プログラムでロープワークや簡易テント設営訓練,空き缶ランタンづくりを体験した。さらに11月には全校生徒を対象に,消防署の署員を講師に招き「防災教室」を実施した。第1学年の生徒には「煙中歩行体験」,第2学年の生徒には「水消火器訓練」3学年の生徒にには「救命救急講習」として心肺蘇生法とAEDの使い方の演習を行った。火災等の発生時の心構えや具体的な行動の在り方を体験したことで,「自助・共助・公助」について,中学生年代でできることを考えるとともに,防災への意識を高めるよい機会となった。

来年度の活動計画

2022年度は,防災教育を各学年で計画的に実施していく。1学年では,内陸の被災地訪問として,栗駒山麓ジオパークでの学習,2学年では,松島自然の家での防災プログラム体験学習,3学年では,海の被災地訪問として,旧大川小学校や南三陸町を訪問しての学習を行う。また,毎月の「防災タイム」の内容をより実践的なものにし,災害発生時の「自助」「共助」の担い手育成を推進していく。