所在地 | 〒989-4308 宮城県大崎市田尻沼部早稲田15 |
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電話番号 | 0229-39-0043 |
ホームページ | http://www.educ.osaki.miyagi.jp/tj1/ |
加盟年 | 2012 |
2024年度活動報告
減災・防災, 環境, 人権, ジェンダー平等, ジオパーク
本校は,「共に支え合い、認め合いながら、未知なる世界に挑戦しよう!」を学校経営のスローガンとし,「かかわり」,「つながり」を尊重できる個人の育成を目標としている。
具体的には,環境教育,人権教育,防災教育を柱に,①環境に関わる活動,②ジェンダー平等に関わる学習,③防災・減災に関わる学習を行った。
①環境に関わる活動
毎年,第1学年を対象に「国際生物多様性の日」である5月22日に「グリーンウェーブ活動」の一環として,学校花壇に花植えを行っている。今年度は,5月17日に花の植え付けを行った。また,花を植える前に花壇の除草や肥料入れ,畝掘り等の活動,花が咲き終わった後の花壇整備の活動等も行った。一連の活動を通して,環境美化の大切さと環境を守るためにどのように行動すれば良いのかを考える機会となった。
②ジェンダー平等に関わる学習
6月28日に,第3学年の生徒を対象に,「男女共同参画社会」に関する講演会を開催した。特に「デートDV」に関する内容を取り扱い,男女が互いに異性を尊重して生活することや男女共同参画社会の在り方について考える機会として実施した。
③防災・減災に関わる学習
毎月11日を「防災の日」とし,月に一度防災の在り方を考えたり,実践したりする「防災タイム」を年間8回行った。
第3学年は8月に旧大川小学校や南三陸町を訪問し,語り部の話を聞いたり,震災遺構の見学をしたりした。
第2学年は4月に松島自然の家で宿泊体験学習を行った。防災プログラムで,防災ウォークラリーやクッキング、ロープワーク、簡易テント設営訓練、空き缶ランタン作り等を体験した。
第1学年は8月に栗駒山麓ジオパークビジターセンターでの研修を行った。平成20年6月発生の岩手・宮城内陸地震発生源にある荒砥沢地すべり地や冷沢崩落地をジオガイドの方の案内で見学したり,ジオパークビジターセンター内で地すべりシミュレーターでの学習をしたりした。研修を通して,内陸型地震のメカニズムや斜面崩落の要因を学んだ。
各学年とともに防災に関する体験を通して,生徒の防災・減災意識を高める一助とすることができた。
来年度の活動計画
2025年度も今年度の反省を生かし,生徒がより充実した活動ができるように計画を立て,学校行事として行う予定である。特に「防災教育」に力を入れた活動を行っていく。