2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

文化多様性, 世界遺産・地域の文化財等, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 減災・防災, 健康

テーマ 大人になっても語ろう!角野の誇り
本校では生活の三原則「時を守り、場を清め、礼を正す」を常に心掛けて生活している。生徒会、生徒専門委員会の生徒を中心とした自主的な活動によって全校生徒の生活習慣確立の意識高揚を図る。
生徒会本部役員と、当番に当たる学級の生徒で朝のあいさつ運動を行った。あいさつを返してくれた生徒の割合を1週間ごとに全校へ報告し、動機づけの高揚をはかった。また、女子バレーボール部員中心となって朝の清掃活動を行っている。授業終了後の清掃の時間では「黙働」が徹底されている。
毎年の恒例として行ってきた生徒会の行事も、今年の新型コロナウイルス感染拡大の渦中にあって変更や規模縮小を余儀なくされた。そんな中、ICT機器の活用によって新しい活動のスタイルを試みたり、コロナ禍における新しい生活様式のあり方模索したりした。
保健委員会は、ソーシャルディスタンス、換気、消毒などの新しい生活様式への変更を訴えるポスター作りを行い、啓発に努めた。
全校生徒が一堂に会することができない今年、生徒会は総会をリモートで、交流大会や新人大会の壮行会をビデオ配信で行うなど、工夫を凝らして開催にこぎつけた。
文化祭でも学年単位でのタイムテーブルの作成、ビデオ配信による三密回避、PTAの協力を得ての合唱コンクールと、無事成功を見た。

コロナ禍の中、地域や自分たちを支えてくださっている方々に感謝の思いを届けたい。また今年は中止となった秋祭りではあるが、来年の秋祭り開催へ希望をつなぎたいという思いが生徒たちの中に高まった。
「本校校区のエッセンシャルワーカーや

これまで本校がお世話になってきている方々に、今こそ感謝と激励のメッセージを送ろう」と生徒会が中心となって全校生徒に呼び掛け、メッセージカードを作成し、手渡した。また、校区の四台の太鼓台へ、全校生徒で折った千羽鶴を奉納した。
本校では、互いの人権を大切にし、よりよい人間関係作り、よりよい社会作りのできる生徒を育成することを目標としている。学習は発達段階に応じて系統的、計画的に行う。それぞれ講師を招

いて、1年生ではハンセン病問題について、3年生では部落差別問題についての学習を行った。また2年生では人権獲得の歴史についての全体授業を行った。
これまでも本校生徒は保護者や地域の方々の協力を得て生徒会や学校の行事を開催してきたし、地域の行事にボランティアや裏方としても参加してきた。今年の特別な環境下で、規模縮小あるいは中止となった行事や学習活動は少なくなかったが、今年だからこそ取り組みたいという活動が生徒の中から提案され、この際だからとICT活用の  リモートワークやビデオ作製・配信にチャレンジしたりする姿が見られた。学校生活の中でもポスト・コロナのあり方として、元に戻る部分と、新しい様式が根付く部分があると思われる。それを生徒自身に模索させガイドしていくことが今後の課題である。

来年度の活動計画

全行的な取組

あいさつ運動 朝清掃活動

地域ふれあいプロジェクト

防災訓練(校区、校内)

人権学習

1年生の取組 「地域を知り、関わろう」 ふるさと学習・働く人に学ぶ進路学習講座

2年生の取組 「社会を知り、関わろう」 職場体験学習

3年生の取組 「将来を考え、実現しよう」 進路学習