2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費

本校では、「大人になっても語ろう!角野の誇り」をテーマとして活動しています。

全学年で行っているのは、「地域ふれあいプロジェクト」です。角野校区の一番の特徴でもある、地域の行事に生徒が参加する活動です。活動の1つとして、先輩が作ったトーテムポールを守るため、周辺の除草作業を行いました。その他、12月、1月には、とうどおくり(正月明けの火祭り)の準備、実行、片付けのお手伝いにも参加しました。地域の方は草を刈る方法や、竹の切り方、とうどうの組み上げ方など、一つ一つを丁寧に教えてくださいます。生徒は体験を通して、自分たちが地域の一員であることを改めて感じ、地域を愛する気持ちを育てることができています。

3年生は、福祉学習を行いました。認知症について講演を聞いたり、高齢者疑似体験を行ったりしました。高齢者の立場で物事を捉えられるこの体験を通して、生徒は、多様な社会で生きていくため、自分にできることを模索し始めます。また、福祉を身近に感じられたことで、地域や家庭への思いやりの気持ちを育むことができました。

2年生は、5日間職場体験学習を行いました。ありがたいことに地域の47もの事業所で活動することができました。自動車整備・販売関係から、介護、理美容、調理・飲食、保育等、多方面に渡る事業所での体験は、生徒が、実社会で必要な素養について学ぶ機会となりました。とても充実した5日間となりました。

 

来年度の活動計画

2023年度も、テーマ「大人になっても語ろう!角野の誇り」を受け継ぎ、地域と共にある学校、地域と共に育つ中学生として活動していきたいと思います。

1年生は、「地域を知る」、2年生は「社会を知る」、3年生は「将来を考える」と、少しずつ視野を広げながら、生きる力を育む活動をしていきます。その中で、今後の社会で必要となる企画力、プレゼンテーションの力などを伸ばしていくことが2023年度の課題となると思います。