- しょうなんがくえんようちえん
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湘南学園幼稚園〔キャンディデート校〕
- Shonan Gakuen Kindergarten
- 種別幼稚園または幼保連携型認定こども園, キャンディデート校 地区関東地区
- 主な活動分野海洋, 環境, 文化多様性, 平和, ジェンダー平等, 健康, 食育
所在地 | 〒251-8505 藤沢市鵠沼松が岡4-1-32 |
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電話番号 | 0466-23-6615 |
ホームページ | https://www.shogak.ac.jp/kindergarten/ |
加盟年 | - |
2024年度活動報告
海洋, 環境, 国際理解, 平和, 人権, 食育, 貧困
2024年4月~キャンディデート校
本園では「自分で考え自分で行動できる子ども」「自分の言葉で豊かに表現できる子ども」「相手を思いやる気持ちを持てる子ども」「知識と心身の発達のバランスのとれた子ども」という4つの教育目標に基づき、対話の時間や地域とのつながりを大切に3年間の保育を積み重ねています。
【年少組】
〇言葉で表現する
生活や遊びなど、様々な場面の中で、子どもたちの言葉をひろって橋渡しをしながら、子どもたちと対話する時間をつくってきた。経験を重ねるにつれて、クラスのみんなで集まる帰りの会では、手を挙げて話をしたり、友達の声に耳を傾けたりする姿も見られるようになってきた。
〇海とのつながり
幼稚園で魚屋さんから海の生き物の話を聞いたり、旬の秋刀魚を味わったりしたことをきっかけに、海への興味が広がっていった。クラスで様々な海や魚の絵本を読んで、海や砂浜には何があるか想像を膨らませ話題にしていった。秋の遠足では、海に近い環境を活かして、海浜公園に出かけ、波と追いかけっこをしたり、砂浜に落ちている貝殻や木の枝を拾ったりと、海を身近に感じることができた。
【年中組】
〇話し合い
普段の保育のなかで子どもたち同士話し合う時間を設けてきた。そのなかで「1人ひとりが自分の考えを伝えること」「友だちの話を聞くこと」を大切に捉えている。自分とは違う意見と出会う中で、少しずつ相手の気持ちに寄り添う姿が見られるようになった。
〇海のゴミ拾い
年中組では、遠足で辻堂海岸に行った。事前に絵本で海のことに触れ、日ごろの子どもたちの経験を話題にしてきたことで、海をより身近に感じた様子だった。遠足当日は海岸に落ちているごみを見て、自ら拾う姿が見られた。
海でのごみ拾いを通して、今後も恵まれた地域環境を大切にし、新たな発見や学びを深めていきたいと思う
【年長組】
〇話し合いの時間
・子どもたちが自分の思い、考えを相手に伝えたり、一人ひとり色々な思い、考えがあることを知り、認め合っていく経験を大切にしている。
・行事の取り組みにおいて、お泊り保育や運動会、造形展と年長組の子どもたちが主体となって考え、話し合って作り上げていった。
〇人とのつながり
・併設校である湘南学園小学校の『ユニクロの服の力プロジェクト』や湘南学園中学高等学校での『子ども貧困プロジェクト』『グローバルプロジェクト』に参加。子どもたちが小中高生から聞いた話を家庭に持ち帰り、古着集めの輪が広がっていった。近隣のGU店員の方に来園していただき、服の畳み方を教えてもらい、古着畳みを手伝う機会もあった。この経験から、世界には貧困等で困っている人がいるという事を知った。自分たちでできることを考える機会になり、ベルマーク運動にも関心を寄せ、取り組み始めた。
・地域とのつながりとして、自分たちで調理するのに必要な食材を近隣の商店街に買いに行った。魚屋、肉屋、八百屋、米屋、豆屋、スーパー、花屋など、たくさんの人との関わりを持つことができた。
〇畑づくり
・湘南学園内のカフェテリアを運営する湘南食育ラボに協力いただき、畑に必要な堆肥を分けてもらい、畑の土づくりから始めた。季節の野菜を自分たちで育て、収穫し、調理して味わった。調理して出た野菜のくずを使い、幼稚園にもコンポストを置いて、堆肥作りを行っていった。
来年度の活動計画
来年度の活動計画
日々の保育活動をより一層深めていくなかで、自分たちの活動がどういったことに結びついていくのか、子どもたちも職員も広い視野で考え意味づけしていくことを大切に過ごしていきたい。
またその中でも「食育」「地域とのつながり」「平和と人権」に力を入れて取り組んでいきたい。