2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

気候変動, エネルギー, 環境, 持続可能な生産と消費

本校では、地球温暖化防止による環境保全を目的として、地域や企業、大学、専門家と連携しながら、「自分たちにできる省エネ」を発見し、実践し、発信して広げていく活動を通して、子どもたちの実践的な態度や自分たちの生活を支えているものや人に感謝する心を育ててきた。具体的には、以下の日常的な省エネ活動を推進するための体験的な活動を行った。
① 日常的な省エネ活動
総合的な学習の時間に4年生が地球温暖化防止のために企業や大学から学んだことをまとめた「新下小もったいない憲法」を制定し、省エネ活動に取り組んでいる。憲法は、「誰も使っていない部屋の電気を消しましょう」「コンセントからプラグをぬきましょう」「水を大切に使いましょう」などである。
また、児童会がアルミ缶回収やエコキャップ回収を行い、全校生が省エネ活動に取り組んでいる。
② 環境にやさしい米づくり
5年生は無農薬のアイガモ農法で県特産の「おいで米」を作り、環境に優しい米づくりについて学習した。米作り体験は、1995年から続いており、今年度も木製の定規や水車など昔の道具を使って、貴重な農業体験を行った。

来年度の活動計画

① 4年生の総合的な学習の時間を活用した、地球温暖化防止のための省エネ活動を全校生や家庭、地域に広げていく。

② 合鴨農法による環境にやさしい米づくり(たねもみから販売まで)を継続していく。

③ SDGsの視点によるカリキュラム・マネジメントで、全校生が学び、持続可能な社会の担い手を育てていく。