2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

文化多様性, 世界遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, 福祉

本校の国際理解教育の目標である「友達を互いに人間として尊重し、思いやることのできる子」「自国や他国の文化のよさや違いが理解できる子」「互いに助け合い、だれとでも分け隔てなく協力し、国際交流に参加できる子」の育成を目指して、総合的な学習の時間と児童会活動に取り組んだ。

1 児童会活動 (人権集会、アルミ缶・エコキャップ回収、赤い羽根共同募金、一円玉募金)

児童会では、期間を決めて、アルミ缶・エコキャップ回収を行った。今回は新型コロナウイルス感染症対策のため、1回のみの活動であったが、69.0kgのエコキャップを回収することができ、約35人分のワクチンに交換することができた。また、募金活動として、1円玉募金と赤い羽根共同募金を行った。人権週間中には、ビデオ配信による「人権集会」を開き、全校児童が参加した。児童会と代表委員たちが中心となって実際に起こりうる場面を劇で演じ、いじめのない学校づくり、思いやりのある行動を呼びかけた。また、生活委員会を中心に、身の回りのハッピーを見つける、「ハッピー活動」を実施した。

2 総合的な学習の時間の活動

① 5年生の取組「ひとつの世界、さまざまな国々」

5年生の児童は、外国の文化について考えるために、本やインターネットを使い、調べ学習を行った。グループごとに1か国ずつ国の概要や、その国の子どもの様子、日本との関係、国が抱える問題についてグループで1か国ずつ調べ、プレゼンテーションソフトを用いてスライドにまとめ、発表した。

発表会をし、他のグループの内容のことを聞くことやそれぞれの国について調べることで、世界の国々が抱える課題について、自分たちにできることは何かを考えるきっかけになった。

② 6年生の取組「伝統芸能について学ぶ活動」

6年生の児童は、「地域についての理解を深めることが、国際理解の基本となる」という考えから、地域に受け継がれている伝統芸能についての学習を行った。今年度は人数を絞り、代表児童が保存会の方々の協力を得て、「能田徳若万歳」の伝統芸能について、体験学習を進めた。今後、発表会を開く予定。(感染状況による)

この活動を通して、児童の中に、「伝統を絶やすことなく、次世代につなげていきたい」という思いが芽生えた。

来年度の活動計画

本校の国際理解の目標である「友達を互いに人間として尊重し、思いやることのできる子」「自国や他国の文化のよさや違いが理解できる子」「互いに助け合い、だれとでも分け隔てなく協力し、国際交流に参加できる子」の育成を目指して、総合的な学習の時間と児童会活動に取り組む。

① 総合的な学習の時間

3年生 「北名古屋市の昔」

5年生 「ひとつの世界、さまざまな国々」

6年生 「日本や地域の伝統芸能に触れよう」

 

② 児童会活動

アルミ缶・エコキャップ回収(6月~3月)

一円玉募金(9月)

赤い羽根共同募金(11月)

人権集会(12月)