2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 福祉, 持続可能な生産と消費, その他の関連分野

 本校は「豊かな心をもち,進んで学ぶ、健康でたくましい児童の育成」を教育目標としてESDを「1環境」「2持続可能な生産と消費」「3福祉」「4持続可能なまちづくり」を大きな柱として活動を行った。
1環境に関する取組
 ①セイタカアワダチソウの駆除活動 事前に5年生が調査した場所を9/2(金)全校を縦割り班に分けて行った。②ホタルが育つ環境を守る活動 3年生が杉俣川と北西俣川の指標生物の調査をもとに川の環境を調べた。5年生がホタルの生態を学習しホタルを観察し、6/11(火)には公民館で行われたホタル鑑賞会に参加した。
2持続可能な生産と消費に関する取組
 ①米作り 本郷生産組合の協力を得て、学校田で5,6年生が米作り体験をした。5/15(水)に田植え、9/18(水)に稲刈りをして手作業による米作り作業を体験した。収穫した米は鹿の子感謝会で日頃お世話になっている方々に感謝状に添え 
て贈ったり、家庭科の調理実習で活用したりしている。②ネギ作り 3・4年生がネギ農家の協力を得て、ネギの苗植えと収穫を体験した。収穫したネギを使った料理を教えていただいた。③サツマイモ作り 1・2年生が5/28(火)にサツマイモの苗植え、10/23(水)に収穫をした。11/5(火)にサツマイモタルトを作った。 
3健康・福祉に関する取組
 ①県立盲学校訪問 4年生が障害を持つ人と交流し、一生懸命生きる姿から元気をいただくことができた。②お年寄りとの交流 4年生が6/21(金)に西光寺のサロン、11/1(金)に発坂のサロンと交流学習をした。地域のお年寄りとの交流を通じて思いやりの心を育むことができた。
4持続可能なまちづくりに関する取組
  鹿谷町まちづくり協議会の協力を得て、5年生が5/17(金)に種まき、6/13
(木)植え替え、9/17(火)収穫、10/4(金)穴開け・種取り、11/7(木)絵付けを行った。鹿谷町名物の恐竜ひょうたんが完成し、鹿の子発表会で展示し、たくさんの人に見ていただくことができた。珍しい恐竜ひょうたんの栽培の仕方や恐竜ひょうたんの置物作りを地域の方から教えていただくことで,地域の方との絆が深まり、恐竜ひょうたんが育つ鹿谷町に愛着を持つことができた。

来年度の活動計画

 来年度も引き続きESDをスクールプランに位置づけ、保護者や地域の方、各関係専門機関の協力の下「1環境」「2持続可能な生産と消費」「3福祉」「4持続可能なまちづくり」を大きな柱として活動を行っていく予定である。セイタカアワダチソウの駆除活動は5年生が中心となり全校で取り組む。各学年の活動については11月の鹿の子発表会で活動内容や成果を発表し合う。下学年に活動を引き継ぎ、児童が自主的に取り組むことができ、かつ自ら体験することによって新たな発見があるようにしていきたい。