2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

国際理解

Golden Grove High School との交流のあらまし

本校では平成5年度から、生徒の国際理解を進めていくことを目的として、オーストラリアのゴールデングローブ高校(Golden Grove High School 以下GGHS )と姉妹校縁組を結び、交流を行っている。

 GGHSからは隔年で秋に教員が来日し、日本の学校教育を学んだり、瀬戸中学校の生徒に英語で授業を実施したりしている。また、1月には夏休みの長期休業中を利用し、生徒が瀬戸町内のホストファミリー宅に滞在し、日本の文化を体験している。

GGHSの生徒は約1200人の在籍で日本語を受講している生徒は約100名いる。今年度はその内の22名が来校した【平成31年1月6日(日)~1月16日(水)】。本校の授業日にはホストファミリー宅の生徒と一緒に登校し授業を受け、交流会を実施している。また、部活動に参加したり給食をクラスで喫食する中で日本の文化や習慣を体験する。ホストファミリーの生徒だけでなく本校の他の生徒もクラスや部活動での交流を通して、日豪の文化や習慣の違いを生きた英語を介して理解している。 

1年生の授業ではビンゴゲームを英語の会話を通してすることで、英語でのコミュニケーションの時間を多くとった。普段の授業では英語でと提案をすると、多くの生徒が抵抗を示すのに、不思議とオーストラリアの生徒が班に入ると英語が苦手な生徒も一生懸命英語で交流しようとする姿勢がみられた。写真やビデオ、教員からの説明だけではなく、実際にオーストラリアの生徒と交流できたことは得るものが多くあった。

来年度の活動計画

1996年オーストラリアのゴールデングローブハイスクールと姉妹校になり、隔年生徒十数名と教員1名の短期訪問を受け入れている。2002年までは瀬戸中学校からも生徒15名教員2名が毎年姉妹校を訪問しホームステイを体験した。これによりオーストラリアの文化や生活に対する生徒の関心は高く、また日本文化の紹介をすることで、自国の文化や生活に対しても深く考えるようになっている。

平成31年度は姉妹校から9月に2週間ほど、教諭の先生をお迎えし、交流する予定である。計画的に受け入れ準備を行い,有意義な交流ができるよう,訪問前後の授業で英語でコミュニケーション能力を高める取り組みをしようと考えている。

その他の取り組み(ゴールデングローブハイスクールに対する英語での紹介)

1年 クリスマスカード、年賀状、自己紹介カードの作製 毛筆で漢字を書きその意味の説明等

2年 広島平和学習の紹介、おせち料理の紹介 自分の姓名の篆刻と姓名や漢字の紹介等

3年 沖縄修学旅行、沖縄文化の紹介 日本の伝統行事の紹介