2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

国際理解

Golden Grove High School との交流のあらまし

本校では平成5年度から、生徒の国際理解を進めていくことを目的として、オーストラリアのゴールデングローブ高校(Golden Grove High School 以下GGHS )と姉妹校縁組を結び、交流を行っている。

GGHSからは隔年で秋に教員が来日し、日本の学校教育を学んだり、瀬戸中学校の生徒に英語で授業を実施したりしている。また、1月には夏休みの長期休業中を利用し、生徒が瀬戸町内のホストファミリー宅に滞在し、日本の文化を体験している。GGHSの生徒は約1200人の在籍で日本語を受講している生徒は約100名いる。

今年度は校長1名と教員1名が【2019年9月23日(月)~10月6日(日)】来校。交流が始まって以来、校長先生が来校されるのは2回目であり、いつもよりもより深い交流や情報交換が行えた。本校の授業日には英語の授業で国際理解教育を行ったり、体育の教諭であったので、エアロビクスの授業を英語を交えて行ったりした。部活動への参加や給食をクラスで喫食する中で日本の文化や習慣を体験する。本校生徒だけでなく教諭共々、交換教諭との交流を通して、日豪の文化や習慣の違いを生きた英語を介して理解している。本校でしか経験できないGGHSとの交流を今後も続けることで、生徒だけでなく、教員や地域の人々への国際理解教育が深まっていくと考える。

来年度の活動計画

1996年オーストラリアのゴールデングローブハイスクールと姉妹校になり、隔年生徒

10数名と教員1名の短期訪問を受け入れている。2002年までは瀬戸中学校からも生徒15名教員2名が毎年姉妹校を訪問しホームステイを体験した。これによりオーストラリアの文化や生活に対する生徒の関心は高く、また日本文化の紹介をすることで、自国の文化や生活に対しても深く考えるようになっている。

令和2年度は姉妹校から1月に2週間ほど、先生と生徒をお迎えし、交流する予定である。計画的に受け入れ準備を行い,有意義な交流ができるよう,訪問前後の授業で英語でコミュニケーション能力を高める取り組みをしようと考えている。

その他の取り組み(ゴールデングローブハイスクールに対する英語での紹介)

1年 クリスマスカード、年賀状、自己紹介カードの作製 毛筆で漢字を書きその意味の説明等

2年 広島平和学習の紹介、おせち料理の紹介 自分の姓名の篆刻と姓名や漢字の紹介等

3年 沖縄修学旅行、沖縄文化の紹介 日本の伝統行事の紹介