2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

海洋, エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 食育, その他の関連分野

本校は、「至誠」「質実剛健」「自治進取」を建学の精神(※もしくは活動テーマ)として、ESDを具体的行動の目安と捉え、ESDの実践を通し自己実現と社会貢献を実現できる人材の育成を目標とした。
具体的には、国際理解、環境、平和を柱に、①各種研修旅行を活動場面とし、②国際理解に係わる学習、③ボランティアに係わる学習を行った。

①各種研修に係る活動
本校では、中学1年次の山形蔵王宿泊研修および農業体験、中学2年次の山形蔵王宿泊研修、中学3年次のカナダ研修、高校2年次の京都研修を通し、SDGsで目標に挙げられている項目を意識したプログラムとしている。
また、環境に関する学習を各学年で行い、四ツ谷用水に関する校外学習、伊豆沼校外研修なども行った。
②国際理解に関わる学習
平成30年度においては、中学3年生と高校1年生が15泊17日におよぶカナダ研修を行った。次世代のリーダーの素養を養い、また自分たちが直面している問題(環境、SNS、人とのつながりなど)点の中にある課題をみつけ、解決に向けた必要な項目や視点を見つけ具体的なアクションを検討し、自分が世界に対し何ができるのかを考えるプログラムに参加し視野を大きく広げた。
また中国や韓国など多くのとの姉妹校と相互交流を通し、留学生の受け入れや異文化への理解や敬意を深めることはもろん、自国の文化、伝統、価値観を伝え互いに認め合う心を学ぶ。
高校2年においては京都研修を行い、日本文化や歴史、価値観を改めて学習し、自国の伝統や文化を学ぶ。
③ボランティアに関わる活動
生徒会が主体となった募金ボランティア活動や、地域の清掃活動を行った。ボランティアを通し、人や地域社会への貢献が自分の行動の気づきとなり、社会貢献、公徳心、敬愛の精神を学ぶ。

来年度の活動計画

平成31年度活動計画
・宿泊研修 校外研修 国内 海外
それぞれの研修活動にSDGsの目標を掲げ、一連の活動を行う意義、また地域の特性を体感し実体験として身につく研修を行う。自然とふれあい、環境に関する意識を高めることや、農業収穫体験を通して食育に関する活動も行っていく。
中学3年生で国際理解に関わる活動としてカナダ研修を行い、グローバルな視点から物事を判断し考える素養を身につけるプログラムに継続的に参加していく。学習した成果を振り返り、学内外で発表していき、互いに異なる価値観や考えなどを認め合う心を育てる。
・ボランティア活動や清掃活動などを通し、社会貢献の心や公徳心を育み、地域社会へ学んだことを還元していく力を育てる。