2022年度活動報告
本年度の活動内容
環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, 健康, 食育, 貧困
※2021年12月~2022年11月の活動について記入
本園は「みんなちがってみんないい」を教育理念のテーマ)として、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して生きる力、人としての根の部分を太くたくましく形成していく事を目標とした。
小さな子どもでもできる事を少しづつ取り組み、豊な感性と、たくましさを身につけられるよう活動に取り組んでいる。
具体的には、環境教育・国際理解・地域交流を柱に①収集、美化、栽培、廃品の再利用、飼育、木育に関わる活動。②英語遊び、日本文化理解に関わる教育、③介護老人保健施設との交流、地域住民事業所との交流活動、挨拶運動を行った。
(ア)環境教育に関わる活動
①リングプル・エコキャップ
保護者の方々や近隣の事業所も協力して下さり、集まったものを近隣の団体に寄付をしてバトンタッチ。地域の交流にもなり、小さな子どもたちにとって1番取り組みやすい活動として定着しています。卒園生なども持ってきてくれます。
②未使用切手・未使用はかき、書き損じはがき収集
未使用切手や未投函葉書で書き間違えたり、余ったりして使われないものを集め、それをお金にかえて発展途上国に寄付します。
③古い眼鏡収集
発展途上国の人々、子どもたちが眼鏡がない事で仕事や勉強、生活等に支障をきたし困っています。みんなが使わなくなった眼鏡で誰かが明るい毎日を送る事を願い、家庭のご協力を得て、収集活動に取り組んでいます。
(イ)国際理解に関わる活動
外国人講師による英語遊びの取り組み。英語という言語を楽しむことができ、その他にも、世界各国の挨拶を各月毎にテーマとして決め、その国の言葉や料理、文化遺産などを個々に調べ、家庭の協力もあり多くの国の現状に目を向けることができた。
(ウ)地域交流に関わる活動
毎年、小・中・高校に通う生徒との異年齢による触れ合い活動を中心に生徒も園児も労りや優しい気持ちを育む交流活動予定だったが、今年も新型コロナウィルス感染症対策として実施できなかった。
地域交流は、近隣の老人施設に七夕に慰問し、交流活動を行った。尚、2月にひな祭りにちなんだ行事で慰問及びプレゼント寄贈予定。
地域事業所ではクリスマスの飾りつけを行った。
歳末助け合い活動として、11月よりゴマちゃん募金(チャリティー募金)を行い、12月下旬に室蘭民報社に募金の一部を寄贈。また、年度末には収集した募金の一部及び書き損じはがきを室蘭ユネスコスクールに寄贈予定。
来年度の活動計画
2023(令和5)年度の活動計画
① リングプル・エコキャップの収集活動の継続。子どもたちが一番取り組みやすい活動
② 近隣の老人保健施設との地域交流の継続。
③ 近隣の小・中・高校との異年齢交流活動。
④ 他団体との共同収集(未使用切手・未使用はがき、書き損じはがき・古眼鏡収集)
⑤ ユネスコフォーラムの参加。
⑥ 歳末助け合い共同募金活動の継続。
⑦ 歳末助け合い演芸大会出演(チャリティー募金)
⑧ 緑のカーテンや緑を増やす活動及び菜園活動の継続。