所在地 | 〒340-0145 埼玉県幸手市平須賀1丁目14番地 |
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電話番号 | 0480-48-0960 |
ホームページ | http://www.satte-stm.ed.jp/yashiro-sho/ |
加盟年 | - |
2024年度活動報告
環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 人権, 持続可能な生産と消費, 食育
本校は、田畑に囲まれ、自然豊かな農村地帯である。地域の学校への期待は大きい分、「八代の子は八代で育てる」という合言葉をもとに教育活動に大変協力的である。そのような地域性をもとに「地域に信頼され、笑顔、活気、自信、誇りがあふれる学校」をめざし、子ども達が自分たちの地域を大切にしようとする態度の育成に取り組んでいる。そのためにユネスコスクールの掲げるESDとして大切な持続可能な社会づくりを様々な教育活動で実践している。今年度もSDGsの17の目標と教育活動を関連付けて取り組んだ。
①稲作体験、玉ねぎ収穫体験、サツマイモ収穫体験 (飢餓をゼロに)
・稲作体験は、農業関係機関と連携して3~6年生が行った。田植えや稲刈り体験を中心に行った。農業に従事している方から稲作は自然環境や品種改良などとの関わりが大きいことを学ぶことができた。玉ねぎ体験やサツマイモ収穫体験は1,2年生が行った。地域の方に植え方や収穫の仕方を教えていただき、農作物の育ち方だけでなく、様々な人と関わりからの学びを体験することができた。
②キウイ糖度調べ (飢餓をゼロに)
・校内に植えてあるキウイ農園で地域の方からキウイの収穫を3年生が体験をした。その後、収穫したキウイの糖度について調べ、大きさや他の果物との比較を通して、食物に関心を持たせるとともに食品ロスにつなげるようにした。
③だし教室 (質の高い教育をみんなに)
・だし協会の方から5,6年生が和食と日本食について話をいただき、その中でだしについて詳しく教えていただいた。その後、だしを使った料理づくりを体験、試食しながら日本食のよさを味わうことできた。日本食の伝統的文化に触れることができた貴重な体験となった。
④かかし祭り (住み続けられるまちづくりを)
・卒業生が子ども議会で提案した内容についてその実現のため、集会活動として行った。クラス毎にオリジナルのかかしを作成し、それぞれのかかしの発表会を行った後、自分たちが稲作体験をした場所の田んぼに期間を設けて設置した。自分たちの地域を愛着を持って大切にしていこうとする態度の育成につなげることができた。
来年度の活動計画
・来年度も環境や食育、文化多様性を重点としてESDに配慮した教育活動を継続して行っていく。また、本校は令和8年度に閉校の予定なので、統合する学校との交流を行う予定である。
○サツマイモ収穫体験、玉ねぎ収穫体験(1,2年生)
○稲作体験(3~6年生) ○キウイ糖度調べ(3年生) ○だし教室(4,5年生)
○かかし祭り(全学年)○地域の施設を活用したつり体験(4~6年生)