2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 気候変動, 環境, 文化多様性, 国際理解, 人権, ジェンダー平等, 健康, 食育, 貧困, エコパーク, その他の関連分野

【校内活動】
SDGsをテーマに国語科では「まわし読み新聞」の作成、英語科では「英語でスピーチ」、総合的探求の時間と社会科では世界・日本地域についての調べ学習と発表を実施し、家庭科では子供の人権についての調べ学習と発表を実施している。

また「ジェンダー平等を実現しよう」の目標に関連して、本校生徒のジェンダーリテラシーを高めるためにジェンダーマイノリティについて大学生と意見交換をする会を開催し、北海道大学の学生らと本校生徒全学年で交流を深めた。
加えて一般的な性及び命についての学習という観点から、「性と生の講話」と題して札幌市保健所から医師を派遣してもらい2学年を対象に学習に取り組んだ。

 

【課外活動】
・環境
「ペットボトル回収」「コンタクトレンズ空ケース回収」を実施。後者においてはこの回収した材料からTシャツ作成に貢献し、そのデザインを本校生徒が提供した。

・健康
校外活動として石狩新港の浜の清掃ボランティアとして2学年180名が参加し、1日かけて清掃をした。
北海道マラソンと北海道大運動会の運営ボランティアに延べ200名が参加し、市民の大会の運営に貢献した。
コロナ禍を経て精神的な健康被害に対して重要度が高まり、「ピア・サポート研修会」を実施した。外部から講師を招聘し、参加希望生徒が約10回にわたって研修に参加し知見を広げた。研修内容は「仲間同士の支え合い」をテーマに、困難な社会状況下において周囲の人をサポートする重要性とその術を学んだ。

・食育、生物多様性
アニマルウェルフェアについて学ぶ牧場実習に参加。実際に牛の世話をすることで人との関わりについて学んだ。
家庭科部が地元の「こども食堂」に参加し、運営の補助活動に貢献した。また学校祭ので家庭科部の売り上げを同団体へ寄付し、地域交流を行うとともに子どもたちの健康を願った。

・文化多様性、国際理解
Sapporo International Nightに参加し、世界各国から集まった様々な年齢層からなる小グループで「ジェンダー」や「貧困」など多岐にわたる題材で議論した。

・福祉
献血推進活動の一環として献血について学ぶ勉強会を全校で実施し、後日献血車を本校に招聘し、77名の生徒が献血に貢献した。
本校吹奏楽部がそうせい幼稚園へ出向き、クリスマスソングを披露しイベントを実施した。

・その他関連分野
<ノーベル受賞者を囲むフォーラム>
「材料で未来を拓く」をタイトルに、身近な材料を用いて新たな時代に役立つ研究開発について、ノーベル受賞者から学んだ。

来年度の活動計画

次年度は2022年度に弱かった国際交流に力を入れていき、引き続きSDGsについて尽力していく一方、新たな試みにも挑戦していきたい。