2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和

広島県廿日市市にある唯一の私立学校である本校で、これまでの平和教育をより深めた探求的学習と実施研修をしています。「広島平和記念公園」を基盤にして広島を主軸とした平和活動や平和教育について生徒自らが考え、観光に訪れた方たちを案内しました。また廿日市市の「宮島」において、観光する側とおもてなしする側の学びを考え、学んだことを今度は自らの言葉で伝わるように話し、世界遺産の現場でフィールドワークとして主体的に活動しました。
観光の発展は文化的価値の創造や文化遺産の保全に良い影響をもたらします。観光客が多様な文化を持つ人々と意義ある出会いをすること、文化的に重要な建物や伝統文化に寄与することや地域文化への理解が促されます。異文化間の対話や相互理解によって、異文化への寛容さが醸成されるためです。このように持続可能な観光は、世界平和や安全、国際交流に寄与します。すなわち、世界の経済的発展、民主化、社会的公正の実現、良質な教育といったことへの人々の意識が醸成され、平和で安全な社会の構築につながり、発展することに重要な役割を果たすことを世界遺産の学びとともに理解しました。

また、サステナ英語プレゼンテーションチャレンジに参加し、第13回ユネスコスクール全国大会 研究協議会出場させていただきました。「Voice of Youth Empowerment」の参加したユネスコスクール加盟校の市川中学校と本校の生徒が、自分たちの発信・行動・交流の経験とそこから得た学びについてオンラインで発表しました。(11月27日(土)開催)

来年度の活動計画

広島市観光ボランティア協会に協力をいただき、「広島平和記念公園」を基盤にして広島を主軸とした平和活動や平和教育について生徒自らが考え、観光に訪れた方たちを案内できる様になります。また廿日市市の「宮島」において、観光する側とおもてなしする側の学びを考えています。
専門家から高1未来探求コースは隔週2時間、高2特進コースは月2回、観光学・平和学・ボランティアを中心に英語も含めた授業計画です。そこで学んだことを今度は自らの言葉で伝わるように話し、世界遺産の現場でフィールドワークとして主体的に活動していきます。