2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, 国際理解, 平和, 人権

本校は,キャリア教育で目指す児童像を「様々な人々とコミュニケーションを図り学び合う中で,夢や希望をもち,意欲をもって努力し続ける児童の育成」と定めている。キャリア教育で育成すべき能力・態度として,かかわる力(人間関係・社会形成能力),みつめる力(自己理解・自己管理能力),すすむ力(課題解決能力),えがく力(キャリアプランニング能力)を挙げている。その中で,かかわる力(人間関係・社会形成能力)とえがく力(キャリアプランニング能力)をはぐくむための活動として,ユネスコスクールを位置づけている。
具体的には,①ふるさと体験に係わる活動,②国際理解に係わる活動,③防災に係わる学習,④人権に係わる学習を行った。
① ふるさと体験に係わる活動
(1) オリエンテーリング
11月に,全校児童を六つの縦割り班に分け,リーダーを中心に班ごとに学校周辺を歩いて回った。ポイントでは,ふるさと佐那河内に関係するクイズに答えた。保護者や地域の方々のボランティアでふるさとに親しむ活動が続けられている。
(2) 稲刈り体験
5年生が田畑見学・稲刈り体験を地域の方々に協力していただきながら行った。地域の方々と交流することで,お互いの活力となった。
② 国際理解に係わる学習
9月の国際交流授業で外国出身の2名のゲストティーチャーをお招きし,各国の文化や芸術に触れた。5年生では,以前にゲストティーチャーとして関わっていただいた外国人の先生に年賀状とビデオレターを送り,交流を図った。
③ 防災に係わる学習
保・小・中学校合同で避難訓練をおこなった(本年度は9・1月)。自分の命が守れるよう意識付けを図っている。
④ 人権に係わる学習
身の回りの差別や人権に係わる事例を取り上げながら,自分たちができることを考え実践に結びつけている。

来年度の活動計画

令和3年度も,「様々な人々とコミュニケーションを図り学び合う中で,夢や希望をもち,意欲をもって努力し続ける児童の育成」を目指し,かかわる力(人間関係・社会形成能力)とえがく力(キャリアプランニング能力)をはぐくむために,ボランティアにかかわる活動,ふるさと体験にかかわる活動を軸とした活動計画を進めている。また,地域活動を進めると同時に,他地域や他国の人々ともつながりグローバルな視点をもてるような活動をさらに進めていきたい。