2019年度活動報告
本年度の活動内容
減災・防災, 環境, 文化多様性, 国際理解, 人権
本校は「できることからはじめよう」を活動の合言葉に、「今まで実施していきた取組をさらに発展させていく」こと、それを「後世に伝えていくこと」を目指し、ESDの実践を通して、地域で活躍する人材の育成に取り組んだ。
具体的には、交流、地域貢献を柱に、①学校・文化交流に関わる活動、②地域貢献・ボランティア活動に関わる活動を行ってきた。
①学校・文化交流に関わる活動
本校には、印旛特別支援学校さくら分校が併設されており、学校間の交流が行われている。体育祭やお互いの文化祭への参加、合同避難訓練など実施している。また、さくら分校が制作したパンの販売が定期的に行われている。部活動間でも、ニューライフ部や茶道部がパン作りや和菓子作り体験、茶道体験等を通じて交流の機会をもっている。
高大連携事業としては、近隣の大学と連携し、大学主催のプレゼンテーションコンクールや公開授業への参加、教育実習生の受け入れ等を行っている。また、今年はパラリンピックが日本で開かれるという事もあり、障がい者や障がい者スポーツの理解の一環として、大学から講師や学生を招いて、ボッチャの講演や体験活動を行った。
国際交流としては、台湾から高校生が来校し、演奏やダンスを通じた文化体験や、日本の授業体験を通じて交流を深めた。
②地域貢献・ボランティア活動に関わる活動
地域貢献活動として、地域の催し物に参加したり、文化祭を通じて、地域で活動している団体と連携を図るなどしている。ボランティア活動としては、学校全体の取り組みとして、毎年地域清掃を学期に一度実施しており、通学路を中心に清掃活動を行っている。また、小学生に算数や国語を教えたり、遊んだりするボランティアにも参加した。
来年度の活動計画
来年度の活動計画では、学校・文化交流として、特別支援学校との交流や高大連携事業は今後も継続して取り組んでいきたいと考えている。また、積極的に国際交流の機会を設け、異文化理解に努めていきたい。地域貢献・ボランティア活動としては、近隣の小学校や団体、自治体と連携し、各種イベントやボランティア活動への参加を積極的に行い、毎年実施している地域の清掃活動に加え、リサイクル活動にも取り組んでいきたい。また、防災・減災の取り組みにおいても、地域の方々との連携を深めていく。 |