2022年度活動報告

本年度の活動内容

本校は、「高い志を持ち、夢をあきらめない生徒の育成を目指す、伝統ある女子の進学校」を目指す学校像としている。また、「他者を支え、地域・社会に貢献する人材の育成」を目指している。

 

平成８年に外国語科を設置し、国際理解・平和教育にも重点的に取り組んでいる。平成30年以降、総合的な探究の時間においてＳＤＧｓを軸に数多くの地域団体・企業と連携し、持続可能な社会の形成を目指しながら探究活動を実施してきた。

 

このような教育活動はユネスコスクールの重点目標の３分野に合致していると考えている。

 

本校の教育目標

１　幅広い教養と、豊かな創造力を持つ人間を育成する。

２　心身共に健康で思いやりのある人間を育成する。

３　地域・社会に貢献し、リーダーとなって活躍できる人間を育成する。

 

令和４年度の主な活動内容

① 国際理解教育

・エンパワーメントプログラム

多くの外国人留学生とディスカッションを実施

・外国語科スピーチコンテスト

世界平和の維持、教育機会の平等性、フェアトレード、人間の幸福といった観点で生徒から発表があった。

・留学生の受け入れ

今年度はタイとフィリピンから留学生を受け入れた。

・フェアトレード商品の周知・販売（文化祭）

・国際ディスカッションプログラムに参加し、生徒同士が交流（４か国参加）

 

② ＥＳＤ拠点校としてのＳＤＧｓ推進

・総合的な探究の時間

１学年は春日部市内８つの企業・団体と協働し、地域社会の抱える諸問題について学習・提案活動を行った。また、２学年は１学年での学習活動を発展させ、18の企業・団体から与えられたＳＤＧｓに関する課題について取り組んだ。

・ビブリオバトルを他校と合同で実施（文化祭）

・古本市の実施（文化祭）

・ごみゼロ運動の推進

生徒会・ＪＲＣ部が中心となり、地域の清掃活動を実施。

・特別支援学校との交流会に参加

・社会福祉施設と連携し校内において商品販売を行った。

 

③ 平和学習

・修学旅行（２学年）

沖縄への修学旅行を通じ、第２次世界大戦中の沖縄戦での民間人の被害や、現在に残る基地問題について学習した。

来年度の活動計画

・エンパワーメントプログラムによる留学生との交流を継続実施

・各国の留学生の受け入れを継続

・オーストラリア英語研修を実施し、異文化とＳＤＧｓ理解の推進に取り組む

・国際ディスカッションプログラムへの参加

・総合的な探究の時間においては、大学・企業と連携するだけでなく、学年を横断的に繋いで実施し、より深い探究活動と企業・団体への提案を目指す

・ユネスコスクールとしてＥＳＤ・ＳＤＧｓと関連の深い内容の教科学習・活動を推進していく

・ユネスコネットワークの活用による他校交流の推進