2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 世界遺産・地域の文化財等, 国際理解, 食育

 当校は、「グローバル・リーダーの育成」を活動テーマとして、国際理解教育に取り組み、ESDをグローバル社会が抱える諸問題について関心をもち、自らの行動によって問題を解決しようとする世界で活躍する人材の育成を目標とした。
具体的には、国際理解教育を柱に、①学校設定科目「海外研究」に係わる活動、②海外学校との交流に係わる活動、③ユネスコ部を主体とする活動、④学校外での活動の活動を行った。
① 学校設定科目「海外研究」に関わる活動
高校の海外研修旅行で訪れるカナダは多民族国家であり、様々な人種・民族が生活している。異文化学習会はその事前学習とて位置づけである。異文化学習会では県内に在住する様々な国・地域の方を講師に招き、その国の特徴や文化について講義をうけ、体験学習を行う。また、食物調理コースの生徒は料理学習会を行い、その成果を文化祭で発表することによって、地域の方々にも世界の豊かな食文化について知るきっかけを提供している。
② 海外学校との交流に係わる活動
11月にインドネシアの学校が来校し、ホームステイを含む学校間交流を行った。海外のユネスコスクールとしての交流としては、インターナショナル・フレンドシップ・ウィーク(以下IFWと略す)に二カ国生徒を派遣し、香港で開催されたIFWでは、ポスターセッションにおいて最優秀賞を受賞することができた。
③ ユネスコ部を主体とする活動
ユネスコ部では、ユニクロの服のちからプロジェクトに長期にわたって参加している。次年度も引き続き参加し、さらに多くの協力を得ることができるようにしたい。また、3月京都で合宿を行い、近畿日本ツーリストが主催するグローバルコミュニケーションプログラムに参加し、国際交流を行う予定である。
④ 学校外での活動
ユネスコスクール全国大会のポスターセッションにおいて本校の活動を発表した。また関東ESDネットワーク第2回地域フォーラムに教員を派遣した。

来年度の活動計画

第2学年での「海外研究」に関する活動は本校の伝統的な行事となっており、継続して行いたい。ESDに関する講演会も年間の回数を増やしていく予定である。
第1学年では、ユネスコスクールについての説明会。ESDに関する講演会を実施する予定である。
海外学校との交流
オーストラリア海外研修 8月
カナダ海外研修 9月~10月
*その他 台湾学校受け入れやIFWへの生徒派遣については調整中
ユネスコ部
ユニクロ服のチカラプロジェクトへの参加
志賀高原ユネスコエコパーク環境学習プログラムへの参加8月