2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 海洋, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, 貧困, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)

※2021年12月~2022年11月の活動について記入

当校は、「グローバル・リーダーの育成」を活動テーマとして、国際理解教育に取り組み、ESDをグローバル社会が抱える諸問題について関心をもち、自らの行動によって問題を解決しようとする世界で活躍する人材の育成を目標とした。また、学校法人として国連グローバルコンパクトに加盟し、SDGsの目標を達成するために学校法人として貢献することを約束している。また、ユネスコスクールとして②持続可能な開発及び持続可能なライフスタイルの育成と③異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重の育成を目標としている。

具体的には、国際理解教育を柱に、❶学校設定科目「海外研究」と総合的な探究の時間に係わる活動、❷海外学校との交流に係わる活動、❸部活動や生徒会を主体とする活動、❹その他の活動の活動を行った。

❶学校設定科目「海外研究」に関わる活動/総合的な探究の時間

第1学年では、学校と社会をつなぐSDGs講演会を行った。SDGsの達成のために実社会ではどのような取組が行われているのかを理解するために企業や団体から講師を招き講演会を実施した。※②の目標達成のための活動

参加企業・団体(講演順)

ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社・アスクル株式会社・埼玉県庁・川上産業株式会社

第2学年では、12月と1月に異文化学習会を行った。中国河南省の郷土料理の実習を通して食文化の多様性を実感し、埼玉県においても多様な文化や価値観をもつ外国人と共生していることを学ぶことが出来た。※③の目標達成のための施策

❷海外学校との交流に係わる活動

マレーシアや台湾の学校とオンラインでの交流会をテーマにそって生徒間でプレゼンテーション行った。台湾との学校では今年度新たにギフトボックスの交換を通して物を通じて国際交流を行った。※②・③の目標達成のための活動

❸ユネスコ部や生徒会を主体とする活動

従来から行っている服のチカラプロジェクト、ペットボトルのキャップ回収、コンタクトレンズプラスチックケースの回収・プチプチの回収を継続し、さらに今年度から埼玉県庁・ブックオフと連携して古本などの回収を行い、埼玉県の森林保全に役立てる予定である。※②の目標達成のための活動

❹その他の活動

ウクライナ難民の支援のために緊急募金活動やチャリティ英単語グランプリを開催し、英単語グランプリの生徒の点数に応じて学校からウクライナに寄付金を行い、合計18,672円の募金を行った。※②・③の目標達成のための活動

来年度の活動計画

本校が今まで積み上げてきた活動を継続させていくことが持続可能な取組であることの証左となる。具体的には今まで2年間継続してきた、本校の活動が、生徒のSDGsへの理解、活動にどの程度貢献しているかのアンケート調査を継続し、年度ごとにその成果を数値化しようと取り組みとコロナ禍以前に行っていた海外研修旅行におけるユネスコスクール間の交流の復活を計画したい。