2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

登録なし

当校は、豊かな人間性、世界的視野、郷土愛、地域貢献を学校理念として、ESDを総合的な学習の時間の中心テーマに据え、未来像を予測して計画を立てる力、多面的、総合的に考える力、コミュニケーションを行う力、他者と協力する態度、つながりを尊重する態度、進んで参加する態度の育成を図っている。

具体的には、エネルギー、国際理解、生物多様性、自然、地域の伝統文化、文化遺産を柱に、①原子力・エネルギー学習、②海外研修旅行、③デイリーイングリッシュキャンプ・外国語スピーチコンテスト、④佐渡学、⑤能楽などの学習や活動を行った。

① 原子力・エネルギー学習

1年生が、柏崎刈羽原子力発電所、新潟雪国型メガソーラー発電所、東新潟火力発電所を見学した。事後には、エネルギー新聞を作成し啓発に取り組んだ。

② 海外研修旅行

4年生が、オーストラリア海外研修でのホームスティ期間中に、日本や佐渡の芸能や文化をプレゼンテーションした。

③ デイリーイングリッシュキャンプ・外国語スピーチコンテスト

佐渡に赴任しているALTと佐渡島内の中学生・高校生を佐渡中等へ招き、グループになって、英語で様々な活動を行った。外国語スピーチコンテストでは、佐渡島内の小学生、中学生、高校生が参加した。

④ 佐渡学

 1年生は、国際保護鳥トキと加茂湖周辺に生息するアカテガニなどの希少生物の生態と保全に関する調査を行った。

 2年生は、裂織、陶芸、料理など、佐渡独自の文化についての体験実習を行った。

 3年生は、課題解決型職場体験を行った。
 5年生は、ジオパークに関する見学を行った。

6年生は、佐渡の大杉などの見学を行った。

⑤ 能楽

前期課程生は、「能楽」を学んでおり、今夏は佐渡島内の能舞台で謡を披露し、今冬は当校に簡易能舞台を設置し、謡と舞を発表した。

来年度の活動計画

今年度の取組を、更に充実発展させる。

また、支援者や団体を招いての成果発表、WEBページや報道機関への情宣活動などを通して、ユネスコスクールの認知を更に高めたい。