2022年度活動報告
本年度の活動内容
生物多様性, 海洋, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 貧困, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)
教育理念にある「世界の一員としての使命感と連帯感をもってより良い社会を築くことに貢献する」に基づき、カトリック学校として、すべてのいのちはつながっているという視点をもって、視野を広げ、自分たちにできる活動を実践していく。
2022年度の学校目標を「私から私たちへ」とし、世界の一員としての意識の育成に努めた。
引き続きSDGsへの取り組みを深めている。中等科と高等科と連携しながら実践を深めている。
ウクライナでの戦争により、平和への意識を高め、自分たちでできる活動を模索した。
奉仕活動では、コロナ禍により制限はあったが、交流活動にも努めた。
①ジェンダー平等 女子校としてジェンダー平等についての学びを深めた。6月に講演会を行い、性の多様性について学びを深めた。
②中3生は校外学習を奈良で実施し、歴史と文化遺産についてSDGsの視点から学んだ。
③中2生が文化祭において、SDGsをテーマに取り組み、発表をおこなった。校外学習を日光で実施し、日光の自然環境について、文化遺産について体験的に学んだ。奉仕活動としては、障害のある方への理解を深めるために、聴覚障害者との交流と手話の学習、点字の学習、車椅子実習などを行った。
④中1生は「ハンナのかばん」のテーマで、ホロコーストについて学び、ウクライナでの戦争についても考えながら、平和について考えを深めた。奉仕活動としては、高齢者施設のためにレクリエーション用品を製作した。実際に訪問することはできなかったが、制作物を通しての交流を図ることができた。
来年度の活動計画
来年度も教育理念とカトリック的視点に基づいて、学校活動全体を通して、生徒が視野を広げ、世界の人々と共に生きる姿勢を深めるよう、活動を進めていく。
奉仕活動、学年の総合的な学習、校外学習などで活動する。
①各教科での学習・実生活の場面で、SDGsの視点で考え、実践できることを探す。
②ジェンダー平等の意識、多様性について継続して学びを深める。異なる状況にある世界の女子について連帯感を育む。
③校外学習を通して、文化遺産、自然環境の保全についての学びを深める。
④この世界情勢にあって、平和についての意識を高める。特に中1では、「ハンナのかばん」の活動を継続し、平和について歴史を通して学ぶ機会とする。