• おのみちしりつせとだちゅうがっこう
  • 尾道市立瀬戸田中学校〔キャンディデート校〕

  • Onomichi Municipal Setoda Junior High School
  • 種別, 地区
  • 主な活動分野海洋, 減災・防災, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育

所在地 〒722-2415 広島県尾道市瀬戸田町中野404-3
電話番号 0845-27-0014
ホームページ http://www.onomichi.ed.jp/setoda-j/
加盟年 -

2023年度活動報告

活動分野

海洋, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 食育

つぎのようなテーマに基づき活動を実施した。

○ テーマ:アートのまち尾道から、世界に届け!メッセージ

○ 題材:「アートマイル国際協働学習プロジェクト」(第2学年)

「KWN日本コンテスト」(第3学年)

○ 概略:「アートマイル国際協働学習プロジェクト」は、海外校との協働学習。

「KWN日本コンテスト」は、活動の記録を動画にまとめる学習。

○ ねらい:全世界が平和であり続けるために、教職員と生徒がそれぞれESDの6つの視点をもち生徒に7つの能力・態度を育成する。

○ 詳細:一つ目の実践「アートマイル国際協働学習プロジェクト」とは、ジャパンアートマイルが開発した「アートマイル国際協働学習カリキュラム」に添って、海外のパートナー校とインターネットを使って「貧困」「教育」「平等」「環境」など世界共通の課題について対話的・協働的に学び合い、学習の成果として世界に訴えるメッセージを込めた壁画を共同制作するプロジェクトベースの学習である。本プロジェクトは絵を描くことが学習の目的ではなく、多様な文化背景を持つ同世代と議論して、新しい価値を生み出すことが目的で、この経験を通して、21世紀を生き抜く力を育てるプロジェクトである。3年目を迎えた今年度は、2年続いた台湾からインドネシアのSMP Negeri 6 Surabaya(国立スラバヤ第6中学校) をパートナー校とし、世界中の未来の世代に、“平和と公正をすべての人々に(SDG16)”というメッセージをこめて、年間を通じて学習を深めている。

次に、「KWN(キッド・ウィットネス・ニュース)」とは、パナソニックが1989年にアメリカではじめ、現在ではグローバルに展開する小・中・高等学校 レベルの子どもたちを対象とした教育支援プログラムである。映像制作活動を通じて、創造性やコミュニケーション能力を高め、チームワークを養うことを目的としている。 KWNのプログラムは映像をつくることを目的するのではなく、生徒たちが自主的に映像づくりを経験することを通して、コミュニケーション能力をはじめ、さまざまな資質・能力を身につけることを目的とする。活動を始めるあたり、撮影機材の貸し出しや技術的サポート、ノウハウ提供は、KWN日本運営事務局の支援の提供を受け学習環境を整えることができた。実践例は、“住み続けられるまちづくりを(SDG11)”をテーマに地域住民との協働学習を企画・実践するために、5つのグループに分けて役割分担して5分間の動画に編集し、「KWN日本コンテスト」に応募した。

来年度の活動計画

引き続きテーマは「アートのまち尾道から、世界に届け!メッセージ」とし、絵や動画といった芸術(アート)を通じて情報発信する。総合的な学習の時間を中心に、カリキュラム・マネジメントの視点をもって、SDGsのテーマごとにすべての学年でプロジェクト学習に取り組む。

第1学年「Feast forest project ごちそうの森」(ポスター制作と弁当の日)

第2学年「アートマイル国際協働学習」(海外パートナー校との壁画制作)

第3学年「KWN(キッド・ウィットネス・ニュース)」(イベントを企画し動画制作)

生徒が暮らす生口島について、よさを再認識すると同時に課題も明らかにする。第1学年では「食育」、第2学年では「国際理解」、第3学年では「持続可能なまちづくり」について、友達や保護者、地域、関係諸機関及び異校種(小学校と高等学校、海外校)の児童生徒と協働学習を行い、新しい価値観を共有しながら課題解決に向けた方策を考える。プロジェクトに関わったすべての人を対象に年2回報告会を実施することで、成果を普及する。

過去の活動報告