2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, 世界遺産・地域の文化財等, 平和, 福祉

本校は、実社会や実生活とのかかわりを重視した「生き方」に焦点を当て、各学年の発達段階に応じた体験活動を展開し、生徒に主体性や創造性を身につけさせることをテーマとしている。具体的には、キャリア教育を軸としている。1年生では、「福祉体験及び将来の生き方」について学習した。2年生では、「地域の産業に学ぶ活動」として、身近な働く人にインタビューを行い、働く大変さや喜びを学んだ。また、地域よりGTを招聘して、実際に講話を聞いて、自分の生き方について考えを深めた。3年生では、「将来を見つめる活動」として、自分の進路に向けた学習を行った。どのような進路があり、それぞれの進路先でどのようなことを身に付けることができるのかを学習している。このことにより、自分の夢を見つけ、それを実現させるために、どのような資質・能力を身に付けるべきかを考えさせている。中学校3年間を通して、地域で体験し、地域のことを学び、地域で自分の将来を見つめることにより、よりよい生き方、よりよい人間関係を育み、また、自分の成長と地域の発展が密接に関係していることを考えさせ、この大牟田の将来を真剣に考える生徒を育てていきたい。
① 地域の福祉について考える活動(1年生)(SDG3、11)
市内近郊の福祉施設から、GTを招き、講話を聞いたり、車椅子体験
やアイマスク体験を行ったりすることで、自分にできることを
考え、自己の将来の進路や生き方の選択に生かすための学習を行った。
また、調べたことを互いに発表して、自分の視野を広げた。


② 地域に学ぶ活動(2年生)(SDG8、17)

地域の様々な職種について調べ、グループごとに発表を行い、他者の多様な価値観を尊重し、自己の個性を発揮しながら、様々な人々とコミュニケーションを図り、協力・共同して物事に取り組むための学習を行った。

③ 将来を見つめる(3年生)(SDG8、17)
自分の適性を知り、具体的な進路について考え、
進路実現のために、現在の自分をみつめる機会とした。

来年度の活動計画

本校では、3年間を通した学習と同時に、各学年でもそれぞれにSDGsを目指した学習を実施していく。

(全学年)

・人権学習や国際理解教育を通して、人と人とのよりよい人間関係を構築し、

コミュニケーションを積極的に行う態度や他者と協力する態度を育てる。(SDG10、16)

・中学校3年間を、キャリア教育を軸として、地域のことを体験し、地域で学び、地域で自分の将来を見つめることによって、よりよい生き方、よりよい人間関係を育むとともに、自分の成長と地域の発展が密接に関係していることを考えさせ、この大牟田の将来を真剣に考える生徒を育てる。(SDG8、17)

(第1学年)

・将来の夢や職業について学習する。地元の農業や漁業について学んだり、地域の働く人を招いて講演を聴いたり、地域の防災についても考えさせる。(SDG8、13)

・福祉体験学習を通して、「ともに学び、ともに生きる」理念を学習し、

すべての人々がこの社会の中で誇りを持って、心豊かで幸せな生活を送

ることができるような心を育てる。(SDG3、11)