2020年度活動報告

本年度の活動内容

「自らの命を守り、地域とともに生き抜く防災教育」を活動テーマとしている。自分と他者の命を守るための判断力を高め、地域とのつながりを深める場と捉えた、ＥＳＤの実践をとおし、地域の一員として思い合い・助け合う心の育成を目標とした。

今年度はコロナウイルス感染拡大防止の観点から、昨年度と同じ活動ができない部分があった。

 

具体的には、①災害体験を語る会から学ぶ　②防災マップの作成　③地区総代との話し合い　④高齢者訪問　⑤岡崎防災展への参加　を今までは行っていたが、学校外からの人を呼ぶことができず、②を行えた。

防災マップの作成

１年生は実地調査をし、特徴を捉えた各学区の防災マップを作成した。また、各家庭で防災会議を開き、最寄りの避難所の確認、必要な備蓄品などを話し合い、家庭での約束事を「我が家の防災マップ」にまとめた。本年度全生徒に配られたアイパッドを使って、一人一枚ずつ作ることができ、プレゼンも行えた。

来年度は、今までの活動ができるように、支援していきたい。

来年度の活動計画

来年度も、本年度の実践を基に、防災学習を継続していく。学区の防災マップは、最新の学区状況を調べ、更新する。そうして、地域に根ざした防災意識を高めていく。また、地域へ発信したり、地域の方と関わったりする場を充実させることで、岡崎防災展での発表をより内容の充実したものにしたいと考えている。