• おいすかはままつこくさいこうとうがっこう
  • オイスカ浜松国際高等学校〔キャンディデート校〕

  • OISCA Hamamatsu Kokusai High School
  • 種別, 地区
  • 主な活動分野気候変動, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 持続可能な生産と消費, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)

所在地 〒431-1115  浜松市西区 和地町5835番地
電話番号 053-486-3011
ホームページ https://www.oisca.ed.jp/
加盟年 -

2023年度活動報告

活動分野

減災・防災, 気候変動, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 持続可能な生産と消費, 健康, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)

本校はユネスコスクールキャンディデート校として、以下の3つの分野について「オイスカSDGs教育」の具現化に取り組んだ。

1.

「地球市民及び平和と非暴力の文化」にかかわる取組

平和や戦争の実態を見聞することで「地球市民」としての自覚を深める活動に取り組んだ。

2023年5月 ウクライナ支援活動

ウクライナ人による「チャリテイーコンサート」の運営ウクライナ支援活動 5月

同日の募金活動、交流活動の発表

2023年9月 「国際平和デー」イベント実施

本校併設のオイスカ開発教育専門学校のウクライナ避難学生の講話及び「平和を考える」集会

2023年12月 長崎への「国内研修」

「核兵器禁止」等の実態、考えを深めえるため、平和記念公園等への訪問

 

2.

「持続可能な開発及び持続可能なライフスタイル」に関わる取組

「オイスカSDGs教育」の推進では、SDGsに関わる知識を身に付ける授業を展開したり、SDGsの視点で学校行事のねらい・意義を確認しながら活動に取り組んだりしている。その積み重ねにより、地球規模での環境問題に関わる課題をもつ生徒は多くなっている。特に、有志生徒による「環境SDGsプロジェクト」の活動は本校の伝統的な活動になり、外部からの高い評価をもうけ、自己肯定感の高まりも認められるようになった。

なお、このプロジェクトチームを中心に、身近な課題に目を向け、それを発信するなど、実践力のある生徒が多くなってきた。

2023年度 主な表彰実績中田島砂丘 堆砂垣設置プロジェクト

2023年6月 全国海岸協会「海岸功労者表彰」STPO温暖化若者会議2023参加

2023年8月 高校生ボランティア・アワード全国大会「古田敦也 賞」

2023年11月  浜松市地域創生SDGsコンテスト「優秀賞」

2024年2月 静岡県SDGsスクールアワード「県教育長賞」浜松市地域創生SDGsコンテスト「優秀賞」

 

「異文化学習及び文化の多様性と文化遺産の尊重」に沿った取組

2021年度から発足した生徒会専門委員会、国際交流委員会の活動のさらなる充実に取り組んだ。本年度は留学生が委員長となり、ユニークな催しが組まれた。例えばハロウィーン等、全校生徒が一つになり、異文化を楽しめる機会を多く作った。

来年度の活動計画

2023年度に引き続き、本校が教育の柱として取り組む「オイスカSDGs教育」「環境教育」、「ミニ・ワールド」、「地域協働」に合わせ、来年度より「スポーツウェルネス」を加えて展開することになる。そこで、ユネスコの定める重点項目に関わって以下のように活動を予定している。

1.「地球市民及び平和と非暴力の文化」にかかわる取組

・学びの対象をウクライナ以外に広げていくこと。また、世界で起こっている核兵器の問題についても、広島、長崎など国内にも焦点を当て生徒たちが考察できるようにする。

2.「持続可能な開発及び持続可能なライフスタイル」に関わる取組

・環境問題解決の実践力を身に付けた生徒の育成と、課題解決が社会経済につながる「産官学金」事業へ挑戦すること。

・新設「スポーツウェルネスコース」→国籍関係なくスポーツを通して、スポーツ福祉、心身の健康を学ぶ。

3.「異文化学習及び文化の多様性と文化遺産の尊重」に沿った取組

・日本文化に親しむ機会を設ける。例えば、日本文化の鑑賞会を行う。

・文化祭などで、留学生による出身国を紹介する機会を設ける。

・探求的な学びの中では、英語でのプレゼンテーションの場面をより一層増やし、国際高等学校としての特色化につなげる。

過去の活動報告