2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, 国際理解, 人権, 福祉

「持続可能な社会を創造していく人材を育成するためのESDの視点を意識した教育活動」

【活動の目的】

環境教育、国際理解教育、人権・平和教育、防災教育、キャリア教育などを関連させながら学ぶなかで、持続可能な社会づくりに関わる課題を見いだし、それらを解決するために必要な能力や態度を身につけることを目標としている。

具体的には、環境教育を柱に、①リサイクル活動に関わる活動、②地域の環境整備に関わる教育、③国際理解に関わる学習 ④キャリア教育 ⑤防災教育に関わる学習を行っている。

【活動内容】

〈リサイクル活動〉 ☆ 福岡県循環型社会形成推進功労者知事表彰 受賞

・ペットボトルキャップ、歯ブラシ、牛乳パックの回収(通年)

 SDGsの指標にあわせ、生徒会各専門委員会ごとに回収するものを決めて取り組んでいる。ペットボトルキャップに関しては尾倉市民センター、尾倉幼稚園、皿倉小学校からの協力を得て、尾倉中学校区の地域全体で取り組んでいる。

〈地域の環境整備〉

☆ 環境局「生活環境クリーンサポート事業」「クリーン北九州まち美化キャンペーン」参加

・「ふれあい地域清掃」 尾倉まちづくり協議会の協力を得て、年に2回程度実施。

・「尾倉の町に花を届けよう」 地域ボランティアと花植えを行い、近隣の施設に届ける。

〈国際理解に係わる学習〉

・1年生「イッツアスモールワールド」 文化活動発表会での取組

・全校合唱「We are the world」

〈キャリア教育〉

・キャリア教育研究会 30人の職業人による「夢授業」 12月4日(水)

〈防災教育〉

・2年スクール救命士講習 12月9日(月)

来年度の活動計画

【環境教育】 「11:住み続けられるまちづくりを」「12:つくる責任 つかう責任」

・リサイクル活動としてペットボトルキャップ、牛乳パック、歯ブラシ、古紙を生徒会の各専門委員会が回収している。ペットボトルキャップは中学校区のさまざまな団体に協力してもらい回収する。

「15:陸の豊かさも守ろう」 地域清掃、花植え活動を通じて草木に触れる体験を行う。

【国際理解教育】「10:人や国の不平等をなくそう」

JICA九州の出前授業を通して様々な国の状況を知り、国際協力の重要性について学ぶ。

【防災教育】「11:住み続けられるまちづくりを」

地域防災力の向上に向けた自助、公助、共助の確立を目指す。

【キャリア教育】「8:働きがいも経済成長も」

・30人の職業人による「夢授業」の実施。地域の人材を中心としたボランティアの皆さんとの交流で社会にある様々な職業を知り、それぞれの職業のやりがいや苦労などについて知る機会とする。