2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

エネルギー, 環境, 国際理解, 減災・防災, 食育, 貧困

本校は、「慈愛 自主自律 創造」を学校理念として、人・社会・自然とのよりよい関係を築き、課題を解決し、社会に貢献できる人づくりを目指している。そのための基盤として人権教育や道徳教育の充実を図り、外部人材や地域の教育力を活用して、生徒たちの夢をはぐくみ、自らの志を立てることができるような学習活動や、国際理解教育、環境教育・福祉ボランティア活動に取り組んでいる。具体的には、環境とエネルギーに関する取り組みであるゴーヤグリーンカーテンや国際理解に関する教育活動として国際理解教育や服の力プロジェクトが挙げられる。
①環境とエネルギーに係わる活動
4月、一年生へ三年生の環境委員がゴーヤグリーンカーテンの施工管理のプレゼンテーションをし、その後ゴーヤの種子撒きをして苗ポットにゴーヤの苗床をつくった。5月に講師によりグリーンカーテンを栽培し、グリーンカーテンを設置した。夏季は環境委員が中心となりゴーヤの水撒きと蔓の誘引などの管理をし、1階の校庭側にゴーヤカーテンを作ることに成功した。収穫した種子は、駅前にて吹奏楽部員が演奏をする中、生徒会役員が市民に配布をした。
②国際理解、貧困に係わる教育
・6月に日本以外の国を母国とする講師の方々と授業や手紙を通して、交流を行った。講師の方々の祖国について事前学習として調べ学習をした。当日はその国の文化伝統についての話や交流活動を通して、異なる文化への理解を深めることができた。事後学習は、お礼状を書き、互いの文化について正しく尊重できる力をつけることができた。
・一年生が総合の時間を活用して、服の力プロジェクトに参加した。小学校や保育園などに不要になった子供服の提供を、呼びかけに行き、数千枚の子ども服を集め、寄付を行った。

来年度の活動計画

・1学期 外国人留学生による授業の実施
・1・2学期 グリーンカーテンの実施
・3学期 夢を育む教育の講演会の実施
・1学年 服の力プロジェクト
・英語科・社会科等の授業、総合の時間、特別活動・課外活動等に位置づけて実施
・持続発展教育(ESD)の取り組みとして、人格の発達や、自律心、判断力、責任感などの人間性を育むことや、他人や社会、自然環境との関係性を認識し、関わりやつながりを尊重できる人材を育成する。