2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

世界遺産・地域の文化財等, 国際理解, 持続可能な生産と消費, 健康, その他の関連分野

『健康』
・細菌・ウイルスに関する特別授業(コロナに関する授業)
・ペニシリンの製造(青カビの培養、精製分離、菌耐性実験)
コロナ禍の影響が出始めるとウイルスへの関心が高まったためドクターによる特別授業を実施。
合わせてウイルスと人類との闘いについても学ぶため、抗生物質ペニシリン開発の歴史をたどり、青カビを培養しペニシリン製造を行いました。

 

『健康・その他の関連分野(宇宙開発)』
・理研のX線放射施設スプリングエイトの見学(コロナウィルス・隕石の分析)
・宇宙飛行士のオンライン講演会参加他
X線放射によってコロナウイルスや宇宙探査機はやぶさ採取の隕石分析を行う施設スプリングエイトの見学を行い、所長をはじめとする関係職員から研究内容についてレクチャーを受けました。
合わせて、宇宙飛行士との交流、天文館での月観察、宇宙少年団への参加やH2Aロケット43号機の打ち上げ(職員のみ)を行い、宇宙開発の時代を迎える子供たちの基礎学習を進めました。

 

『世界遺産・地域の文化財等』
・奈良・大阪研修(キトラ古墳天文図・正倉院展等)
・銅山および古墳群探検と銅鏡の鋳造
県内の古墳探検を進めるとともに、人類史における製鉄の重要性を学び銅鏡を鋳造。食育授業などで使用しました。キトラ古墳の天文図が限定公開されるタイミングにあわせ奈良ツアーを実施し、古墳時代から天平文化まで見識を広めました。

 

『国際理解』
・手作りSDGsバッジワークショップの展開
公共施設でSDGsバッジ作成ワークショップを実施し、地域の子供と保護者にSDGs理解を深めてもらう活動を行いました。

 

『持続可能な生産と消費』
コロナ禍で経営危機が迫る地元飲食店を支援するために店のメニューを給食で提供し、保護者にも地元店の積極的な利用を啓発しました。

来年度の活動計画

『国際理解』
オリンピック関連の授業を展開します。
事前キャンプ地となっている各国が来県する際など、地元特産の藍染めで作成した着物着用の歓迎隊を編成して、歓迎レセプションを行います。
その他、県と連携して様々な場面で子供たちによる歓送迎機会を創出します。

『その他の関連分野(宇宙)』
天文観察、宇宙開発の授業を進め、ロケット発射の見学を実施するなどして見識を広めます。