2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 世界遺産・地域の文化財等, 国際理解, 人権, 福祉

①世界遺産学習英語ガイド活動
奈良外国語ガイドクラブ・天理大学国際関係学部・地域ボランティアの協力を得て、1年生が11月に、東大寺・興福寺境内にて実施した。奈良を訪れる外国からの観光客の方々に地元奈良の良さを英語で伝える活動を行った。
②地域防災活動「二名中さわやかクリーンデイ」
校庭にあるかまど型ベンチを使い、地域の方々と共に豚汁500食の炊き出しとふるまいを行い。校区の清掃活動を実施した。
② 世界遺産学習に係わる教育
1年生の11月に、東大寺、東大寺ミュージアム、興福寺、興福寺国宝館を訪れる。世界遺産の良さを深く学ぶために小グループによる英語ガイド活動に取り組んで6年になる。奈良を訪れる外国の観光客の方々に、地元奈良の良さを英語で伝え、旅の安全を願い、折り鶴をプレゼントする。「君たちは日本で、しかも奈良に住んでいていいね。」こんな感想を異文化の方々から伝えてもらった時、生徒たちは、奈良の良さを再認識する事ができる。
この活動には、地域の方々の協力が欠かせない。二名中学校区地域コーディネーターの方々、二名公民館、奈良ガイドクラブ、天理大学国際学部のスタッフである。
③ いじめ防止に係わる学習
いじめは重大な人権侵害であり、どのような理由があっても許してはならない問題である。本校では、いじめを起こさせないための全校体制の取組を実施している。ハーパーQUを年2回実施し、そのアセスメントによる教師間の情報共有を行った。さらに、生徒会本部による「ストップいじめ、なら子どもサミット」への参加し、いじめ問題について中学生同士が交流する機会を持った。
④ 地域防災に係わる学習
 本年度生徒会本部は、「人・仁・心」をテーマに、人とのつながりの大切さを意識した活動を始めている。また、今年度も「二名中校区さわやかクリーンデイ」で豚汁づくりに取り組んだ。平成28年度校区の2小学校でも「かまど型ベンチ」が設置され、小中一貫教育と一体化した取り組みとなった。また、平成29年度校区の2小学校で実施された防災活動に、中学生が参加した。
地域の方々との交流によって、地域防災の担い手としての中学生への期待を実感した。
今年度は、他にも、首里城復興の募金も行った。

来年度の活動計画

①世界遺産学習英語ガイド活動
本校の重点活動の一つ。来年度で10年目となる。
②キャリア教育に関わる活動
現代を生きる生徒たちは、将来社会的に自立し、混沌とした社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現するための力が求められる。来年もキャリア教育ポスターセッションのクラス発表会・学年発表会を実施する。
③地域防災活動「二名中さわやかクリーンデイ」への参加
地域防災の担い手として中学生の存在を地域の方々に見ていただく。