2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 国際理解

 本校は、「ふるさとについて考え、自発的、実践的な活動を通して、学友や保護者、地域の方々と協力し、ふるさとの自然や文化を大切にし、生徒個々の実践力を高める」を目的として活動している。また、国際交流活動を通して国際理解の視野を広げる活動も展開してきた。具体的には、総合的な学習の時間を中心に、地域の松林を守る活動、韓国の姉妹校との交流活動を通して環境保全学習、国際理解学習を行った。
①環境保全に係わる活動
・1年次、地域探訪学習をしたり、能美の松原サポートクラブの方による環境保全に関する講話を聴いたりして、地域の環境の現状と保全の在り方を学ぶ。(5・6月)
・2、3年次、能美の松原サポートクラブや森林連合会等からのアドバイスを受けながら、下草刈りや松葉かきといった保全活動に取り組む。(7・10月)
・校内ボランティア活動参加生徒により、保全活動で集めた松葉を堆肥として利用し、農作物を栽培・収穫する活動に取り組んでいる。また、収穫した松松レタスや松松サツマイモを活用した給食及び保護者対象の給食試食会を実施している。(5・10月)
・NEXCO中日本の「高速道路美化促進事業助成」を受け、毎年夏休みに、海岸の松林に面している高速道路防音壁に、美術部員が数週間かけて壁画を描いている。(ふるさとにゆかりのあるものをモチーフにしながら必ず松林を入れて描いている。H30で8作品目)
②国際理解に係わる活動
・毎年韓国の姉妹校との交流活動を行っている。隔年で訪韓と訪日を交互に実施。H30は訪日。

来年度の活動計画

①環境保全に係わる活動
(1)総合的な学習の時間「ふるさと根上」
1年次
・能美市の環境を知ろう
・ふるさと根上探訪をしよう
2年次
・能美市の環境を知ろう
・故郷を守る松林の植林保全活動を体験しよう
3年次
・松林を守り、発展させていく活動を体験しよう(探究とまとめ)
・ふるさと根上の未来を考えよう
(2)ボランティア活動
・保全活動で集めた松葉を堆肥として利用し、農作物を栽培・収穫する
(3)高速道路遮音壁への描画活動(美術部)
②国際理解に係わる活動
・韓国の姉妹校との交流