「ふるさとについて考え、自発的、実践的な活動を通して、学友や保護者、地域の方々と協力し、ふるさとの自然や文化を大切にし、生徒個々の実践力を高める」。このことを目的として活動している。また、国際交流活動を通して国際理解の視野を広げる活動も展開している。具体的には、総合的な学習の時間を中心に、地域の松林を守る活動（松松レンジャーズ）、韓国の姉妹校との交流活動を通して環境保全学習、国際理解学習を行ってきている。
①環境保全に係わる活動
・1年次、地域探訪学習をしたり、能美の松原サポートクラブの方による環境保全に関する講話を聴いたりして、地　域の環境の現状と保全の在り方を学ぶ。
・2、3年次、能美の松原サポートクラブや森林連合会等からのアドバイスを受けながら、下草刈りや松葉かきといった保全活動に取り組む。
・校内ボランティア活動参加生徒により、保全活動で集めた松葉を堆肥として利用し、農作物を栽培・収穫する活動に取り組んでいる。また、収穫した松松レタスや松松サツマイモを活用した給食及び保護者対象の給食試食会を例年しているが、感染対策のため、R４年度は未実施。

②国際理解に係わる活動
・毎年韓国の姉妹校との交流活動を行っている。隔年で訪韓と訪日を交互に実施。R２R3は訪問は実施していないが、オンラインによる代表生徒の交流を実施した。

①環境保全に係わる活動
（１）総合的な学習の時間「ふるさと根上」「ＳＤＧＳ」
1年次
・能美市の環境を知ろう

・松の保全活動（松松レンジャーズ）・松のたい肥を活用したサツマイモなどの苗の植え付けと収穫
・ふるさと根上探訪をしよう

2年次
・能美市の環境を知ろう
・故郷を守る松林の植林保全活動を体験しよう

3年次
・ふるさとの海と松林とを守り、発展させていく活動を体験しよう（探究とまとめ）

②国際理解に係わる活動
・韓国の姉妹校との交流。R5年　夏に姉妹校からの訪問を受け入れる予定