2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, その他の関連分野

○総合学習にて全学年SDGsについての学習を行った。1年生「SDGsを知ろう」では,講師としてSDGs認定ファシリテーター鈴木彬大先生(宮城県本吉響高等学校教諭)にお願いし,SDGsについての講話を行った。2年生「SDGsを考えよう」では,昨年度聴いた講話の内容をもとに,「一言多い張り紙」を使い学習を行った。また,気仙沼宿泊学習において,海のビジターセンターの平井和也所長から海の環境についての講話をいただいた。3年生「SDGsを行動しよう」では,講演を地域との防災訓練にてSDGsと絡めて学習,行動することで目標達成とした。各学年SDGsを知る活動を取り入れ,生徒一人一人が学校生活(専門委員会など)や日常生活においてその行動がSDGsのどの考え方に由来しているのかを考える様子が見られた。

○総合学習の一環として,「地域との防災活動(防災学習日)」を行った。地域福祉研究所の本間教授と成田中防災活動ささえ隊コーディネーターの増田さんを活動アドバイザーとして,市社会福祉協議会の協力を得て,計画作りの段階から学校と代表の間で話し合いを持ち,準備を進めた。また,「ささえ隊」の担当者を講師として,事前授業を各学年1時間,準備の時間を各学年1時間とり,活動に備えた。当日は,1・2年生に避難者役となってもらい(避難者としての設定をかなり詳しく決める)3年生は,疑似避難民として集まる1,2年生をトリアージするなどの避難所運営の体験を行った。体験を通して,中学生として災害時に地域の中で果たすべき役割の理解が深まった。

○富谷市ユネスコス協会会長(増田恵美子氏)にコーディネーターとして入ってもらい交流校や内容など調整を行ったが,予算の面で折り合いがつかず,次年度へと持ち越しとなった。

○昨年度サイエンスキャッスル東北大会にて報道部の生徒から5名による発表が行われ,脱炭素社会の構築をテーマとして富谷市が推進している水素エネルギーについて研究課題を見い出し,水素バスの普及に必要なことについて調査研究を行った。その学びを全校生徒に伝える機会をもうけるために,全校集会にて,自分の住む地域における持続可能なエネルギー政策について発表を行った。

来年度の活動計画

○SDGsについての学習(全学年)⇒実施済み

○地域との防災活動(全学年)⇒実施済み

○海外のユネスコスクールの学校とのオンライン交流(生徒会執行部)⇒予算の関係で実施できず

○サイエンスキャッスルにおける学びの全校での共有(報道部)⇒実施済み