2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 環境, 文化多様性, 国際理解, 福祉

本校は、「なかよく かしこく のびゆく子」を学校理念として、ESDを持続可能な社会づくりの担い手として捉え、ESDの実践を通して自他と対話し、学びを生かす力の育成を目標としている。

【環境・生物多様性】 校内にある「ビオトープ」を核とし、そこに生息する生物の多様性について通年で観察、調査した。また、市内の学芸員の先生を招き、ビオトープと身近な環境を関連させる学習を展開し、新聞にまとめた。(3年)(ビオトープ学習 全学年)

【文化多様性・国際理解】 本校区には、多くの外国人が住んでおり、本校にも50名程通っている。そこで、外国人を招き、異文化(言語 風習 食)と出会う場を設け、理解を深めた。(6年)

【福祉】 近隣学校である「聾学校」との交流を核として、さまざまな立場の人の生活を疑似体験したり、聞き取ったりする活動を展開した。これらの活動を通して、どんな人でも安心して過ごせるユニバーサルデザインと関連させながら、これからの社会について考え、「あったらいいな こんな町」として未来予想図を描いた。(5年)(聾学校交流 全学年)

 

 

来年度の活動計画

来年度も、「環境」「国際理解」「福祉」を核として、全校でESD活動をすすめていく。地域の方々との交流に様々な制限があり実現できなかった今年度の活動は、工夫して周囲の理解を得ながら実践したい。多くの人との交流を通して、「本物」から「本当」のことを「本音」で語っていただきながら、学びを深めていきたい。