2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等

当校は、「自立・共存・交流 ~地域に学び、自己の生き方を考える~」を活動テーマとして、ESDを学校の教育目標「思いやりの心をもち、主体的に生きようとする生徒の育成」を具現化する活動と捉え、ESDの実践を通して課題設定能力・課題追及能力・コミュニケーション能力・自己実現能力の育成を目標とした。
具体的には、防災教育、ふるさと学習、地域文化の継承、資源回収を柱に、①地域防災に係わる活動、②地域のものづくりや産業遺産に係わる教育、③新居浜太鼓祭りに係わる学習、④空き缶回収と空き缶壁画アート制作に係わる学習をおこなった。

① 地域防災に係わる活動
11月23日(火)、近隣の中萩小学校グランドで、中萩校区防災訓練が実施された 際に、70名程度の生徒が参加し、公民館や連合自 治会の方々   と各ブースを担当した。
② 地域のものづくりや産業遺産に係わる教育
10月1日(金)愛媛県立新居浜南高等学校ユネスコ部の河野顧問と部員を本校に招き、「別子銅山を学ぼう」という題で事前学習を行った。その   後も学習を重ね、10月15日(金)「ふるさと学習(現地見学)」を実施した。
③ 新居浜太鼓祭りに係わる学習
10月16日(土)に校区の大人太鼓台を3台招き入れる予定であったが、新型コロナウイルス感染症予防対策のため、実施できなかった。来年度は 実施予定である。
④ 空き缶回収と空き缶壁画アート制作に係わる学習
9月から全校生徒による空き缶回収をスタートさせ、アート原画の作成、空き缶の穴開け作業、色塗り作業を経て、11月1日(月)に完成した。今年度のテーマは、「虹」である。

来年度の活動計画

令和元年度までの活動を基本的に踏襲する形で計画が進んでいる。コミュニティ・スクールとなり、中萩中学校として、地域の様々な活動に参加・協力してきた。
令和4年度は、地域の様々な活動において、より自主的・主体的な活動に中学生が参画することで、持続可能な社会を目指し、地域に期待され、地域に貢献できる人材の育成に努めたい。