2018年度活動報告
本年度の活動内容
生物多様性, 環境, 福祉, 健康, 食育
(1年間の主な活動内容)
① 食育に係わる活動
本校が食に関する指導を通して目指す「『食の喜び』に気付き、感謝して食生活を営むことができる子」の育成に向け、「食べ物への感謝」「心身の健康」「生活の潤い」「社会性の獲得」という4観点ごとに、各学年の発達段階に応じた重点目標・全体計画・年間指導計画を作成し、学校全体で継続的に食に関する指導を進めた。毎月配付の食育だより、栄養教諭と担任が連携して行う食育の授業、栄養教諭による給食指導などを行った。
① 環境に係わる活動
美化委員会では、環境をよくするために自分たちに何ができるのかを話し合い、計画をして活動を進めた。「ホコリのないことを 誇りに思う附小」のスローガンのもと、構内のあまり清掃が行き届いていないところをきれいにしたり、清掃時間のごみ回収を行ったりした。また、PTAの美化委員会でも前後期に1回ずつ、児童とともに親子清掃を行い、構内の清掃活動を行った。
③ 生物多様性に係わる活動
飼育園芸委員会では、学校で飼育しているウサギの世話に加え、花などの植物を育てる活動を計画し、実践した。「みんなで学ぼう 生き物の命の大切さ」のスローガンのもと、全校児童にウサギと触れ合える時間を設定したことを呼びかけ、低学年児童に抱き方を教えたり、食べ物について説明したりする活動を行った。
④ 健康・福祉に関わる学習
3年生が、パラリンピックで行われるパラスポーツについて学習した。ロンドンパラリンピックにボッチャ日本代表として出場した選手を招き、講演をしていただいた。講演では、「障害があってもスポーツで活躍することができる。1%の可能性を信じれば夢はかなう。」というように、前向きに挑戦することの大切さを教わった。その後、実際に代表選手や児童同士でボッチャの対戦を行った。活動後、児童からは、「オリンピックだけでなく、パラリンピックも応援したい。」「障害のある人に対して助けたり、関わったりしていきたい。」という感想が聞かれ、障害に対する理解の深まりを感じた。
来年度の活動計画
栄養教諭と担任が連携して取り組んでいる食育指導について引き続き行っていく。
また、各学年の総合的な学習の時間において、「安全・福祉」「環境」「国際理解」「伝統文化」「キャリア教育」などのテーマから各学年が設定して取り組んでいく。