2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 文化多様性, 食育, エコパーク

本校は、「人として尊重し合い、和を大切にする」「主体的に学び、行動する」「自己を見つめ高まろうとする」生徒の育成を教育目標として、生徒も教師もともに学ぶ教育を推進している。ESDを、ふるさとを見つめ直し良好な人間関係を構築するための学習と捉え、ESDの実践を通して自己を見つめ、心を磨き、自分を高め、持続可能な社会の担い手としての生徒の育成を目指している。具体的には「演劇発表会」「金沢ふるさと学習」「SDGs遠足」の活動を通して学習を深めている。

1 演劇発表会
6月に始まる脚本選定から10月下旬の発表会本番まで、全学年、全学級の生徒が主体的に取り組み、一人一役、キャストやスタッフといった様々な役割を担い、生徒主導で演劇づくりに取り組んだ。本校創設以来の活動は今年度で75回を迎えた。

2 金沢ふるさと学習
総合的な学習の時間の一環として、金沢の伝統文化を知り、体験活動や街並みを歩く散策活動を通して実物に触れることで、ふるさとの魅力を再確認する機会となっている。また、修学旅行と関連づけて、他地域との違いを学び、文化の多様性についても学習している。

3 SDGs遠足
SDGsの成り立ちについて学習し、その活動をもとに、県内の動物園に行き、SDGsに関する取り組みを見学し、理解を深めた。身近な環境から地球規模の問題に向き合う機会とした。

来年度の活動計画

来年度もこれまでと同様に、10月の演劇発表会を柱に、ESDに取り組みたいと考えている。地域の方々をはじめ、小学校との連携・協力・協働活動を通して、より自分に誇りを持ち、他者を大切に思うことのできる人間へと成長できるように学習を進めたい。